福島 穴原温泉  山房 月之瀬 (2006年3月泊)

いつもは夫婦二人での旅行が多いのですが、今回は法事で帰省の折でしたので
両親+私達夫婦+兄夫婦&子供達+α の3部屋に分かれての大人数での宿泊となったため、
いつもとはちょっと雰囲気の違う旅行となりました。

2006年3月に福島へ帰省した折に
穴原温泉の山房月之瀬に行ってきました。
48室の中規模の旅館です。

今回は両親が手配のため、宿泊プランは不明ですが
ネットでみますと休前日4名1室泊で16,800円
ぐらいかと思われます。
15時チェックイン10時チェックアウトですが
都合により事前に早めに着く旨の了解を得てあり
14時過ぎに入れてもらいました。

ロビーの写真です。
正面に鏡があるため、空間を広く感じさせます。
「昔の豪族の館をイメージした造り」だそうです。

ロビーの椅子に座った状態で
入り口方面を撮りました。
右側にフロントのカウンターがあります。

ちょっとロビーで待った後、お部屋へ案内されました。

お部屋前の廊下の様子。
部屋はすべて川に面したほうにあるようです。
この廊下側の窓からの景色は畑や民家、山です。

お部屋の入り口。
踏み込み部分も広くとってあり
空間に余裕があります。
下駄箱上には一輪挿しがありました。

右手に洗面所とバス、左手にトイレ、
手前がお部屋になります。

お部屋は手前が10畳の和室で
奥に4.5畳の次の間があります。

案内してくれた仲居さんがお茶を淹れてくれました。
テレビ欄のコピーが置いてあります。

お茶請けのお菓子はなんだったかメモし忘れました。

左手のセットはとうがらし梅茶としいたけの佃煮、
茶筒は昆布茶でした。

これとは別にお茶セットがあり
緑茶とほうじ茶の茶筒があったように思います。
お茶が充実してますね。

額に入って飾られているのは布のようです。
壺もあります。

次の間の椅子スペース。
畳部分からは1段低くなっています。

椅子スペースのアップ。
温泉旅館でフロアスタンドライトがあるのは珍しい。

左手奥にドアがあり、バルコニーに出られます。

椅子スペースの向かい側に
鏡台コーナーがあります。
左がクローゼットで、クローゼットの下の扉の内部に
金庫がありました。

鏡台コーナーの鏡を開いたところ。
三面鏡になっています。

バスタオルと浴衣、浴用セットはクローゼットに
入っています。
ビニールポーチの紐の色=浴用タオルの刺繍の色で
それぞれ異なっていて、同室の他の人と見分けが
つきやすくなっていました。

テレビは中型のブラウン管タイプ。

4人泊でもゆったり泊まれる広さでした。

カーテンを開けてみました。
畑と民家と山が見えます。
おそらく畑はリンゴの木と思われます。
軽トラックでやってきて作業している方がいました。

バルコニーに出て左側を撮りました。
車が手前に4台ほど停まっている真ん中の建物は
共同浴場だそうです。
両親は以前に来たことがあるそうですが、
かなり熱めのお湯だったとか。

バルコニーに出て下方面を撮りました。
摺上川(すりかみがわ)です。
穴原温泉のほかの旅館も見えます。

摺上川の下流側。
雪解け水でしょうか、けっこう水量がありました。

お部屋の冷蔵庫は引き出し式ですが
ドア部分のスペースは空いているので
持ち込んだものを入れることができます。

冷蔵庫の上には冷水ポットとグラスなどが
ありました。

洗面所はダブルボウルでした。
4名での宿泊でしたので、朝の身支度などに
2つあるのは助かりました。
ドライヤーも付いています。
男性用の整髪料、女性用の化粧水&乳液も
ありました。

お風呂は普通のユニットバス。

トイレはウォシュレット。

手洗いとペーパータオルも付いていて
使いやすかったです。

混まないうちに1階の大浴場へ。
このタペストリー(?)は、月之瀬だから月?

木と壺が飾られています。
ここ以外にも壺が飾られているスペースが多かったです。
オーナーが好きなのかしら。。。

ここからは全て男性用大浴場の写真です。
女性用も左右対称でほぼ同じ造りのようです。

脱衣籠は女性用では60個ありましたので
余裕の数でしょう。

正面左手が浴室への入り口、
右手が洗面台スペースです。

脱衣所には鍵のかかるロッカーもありました。

この日は比較的、春めいた陽気で外気温が高かった
せいなのか、脱衣所の暖房が効きすぎで
湯上りはとても暑かったです。
温泉の脱衣所はもう少し涼しい方が好きですね〜

洗面台は4つです。
女性用のほうは、洗面台の間に仕切りがありました。

大浴場。
窓の外は露天風呂です。
このあと人が入ってきてしまったので
露天風呂の写真はこれしか撮れていません。

露天風呂は摺上川に面していますので、
川もよく見えますが、対岸には畑や民家もありますので
明るいうちはちょっと躊躇しました。
(躊躇しつつももちろん入りましたけど。)
距離があるのでそんなに見えないでしょうけど
気になる人には気になるかも。

内風呂はかなり広いのですが、露天のほうは
6〜8名ぐらい、10人だとちょっときついかも。

カランは10個あります。

正面突き当たりが水風呂で、左奥がサウナです。

打たせ湯もありました。

窓の外に私達の部屋からも見える民家があるのが
わかりますよね。

お湯は無色透明の単純泉。
源泉が高温のため加水、衛生面を考慮して
循環しているとの記載がありました。
浴槽は石造りです。

サウナ。
私は入りませんでしたが、母は入っていました。

水風呂。記憶がないのですが、
女性用大浴場にもあったのかな・・?

湯上り処にはマッサージチェアが2台あり
無料です。
カウンターの上には冷たい飲みもののサーバーが
あります。これも無料サービスです。

飲み物は麦茶と檸檬水です。
檸檬水は生の檸檬の輪切りが入って
攪拌されています。
お風呂上りに冷たくておいしいです。

夕食は大人数のためか会食場でした。
会場に行くと、既にお膳にこれだけ並んでいました。
右上の蓋モノは、サイコロステーキでした。
左下手前は、左上の鍋の材料です。

上の写真のちょっとだけアップ。
食前酒は山桃酒でした。
上の丸い皿は、白身魚のすりみを巻いて
揚げてあるのかな?洋風のお味でした。
左上の丸い鉢はおそば、
左下のピンクの鉢はお豆腐です。

普段は二人なので飲まないのですが、
この日は大勢ということもありビールが入ってしまい
炭酸でおなかが膨れてしまって完食できなかったのが
心残りでした。

サイコロステーキの焼き上がりの写真は撮り忘れました。
まぁまぁのお味でしたよ。

あとからご飯とお吸い物とデザートがきました。

デザートは杏仁豆腐。

翌日の朝ごはんも同じ会食場にていただきました。

かなり品数があり、ちょっと食べ切れませんでした。
左下はおかゆ、左上は湯豆腐。
ごはんの進む味が濃い目のおかずが多いです。



穴原温泉は、飯坂温泉の奥にあたります。
飯坂温泉は、廃業しているお宿も目に付いて少しばかり寂しい印象を受けますが
穴原温泉は旅館が立て込んでいない立地を生かして、各お宿で頑張っているようです。
今回の月の瀬は、できてまだ10年の比較的新しいお宿ですので、色々な設備が整っており、
快適に滞在できました。
私達は利用しませんでしたが、宿泊時は姉妹館の花の瀬のお風呂も入れるそうです。

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