岡山 湯原温泉  松の家 花泉 (2006年5月泊)
5月の連休でのっぽさんの実家に帰省したついでに、岡山県の湯原温泉に両親と行くことにしました。
じゃらんネットで検索し、希望日に空きがある中から松の家花泉を予約しました。
全31室の中型の和風旅館です。
【4種類の会席から〜選べる会席料理で満腹プラン】で18,900円(大人2名1部屋消費税込み)、
さらに、+サービス料15%で4人分で10,950円+入湯税150円/人+入湯料50円/人がかかり、
追加の飲み物代を差し引いても4人で87,987円、一人当たり約22,000円でした。
覚悟はしていましたが、GWはやっぱりお高いですね・・・

15時チェックイン10時アウトで、いつもの私達なら15時過ぎにチェックインしますが
今回は両親も一緒なので、16時半ぐらいの到着となりました。

3階のエレベータを降りて左手の階段を上がったところの
二部屋が、今日の私達の泊まるお部屋です。
手前が316号室、奥が317号室で
広い317号室のほうを両親に使ってもらうことにしました。
エントランスの写真の左手にある飾り棚を撮ったのが
下の写真です。心がなごむかわいらしい飾りつけでした。


私達の部屋の316号室は、変則的な8畳です。
改装後なのか、畳も新しいものでした。
(でも多分プラスチック畳と思われましたが)

テレビはシャープの液晶タイプ。
ポットは電気式です。
冷蔵庫は小さいものでしたが、
空きスペースは充分ありました。

お茶セットとお迎え菓子。
茶筒は普通の緑茶と昆布茶の二つあります。
お迎え菓子と一緒に梅抹茶のスティックもありました。

あとから仲居さんが来てお茶を淹れてくれました。


クローゼットの中にバスタオルと浴用タオルなど。
クローゼットの下には金庫がありました。
女性はフロントで色浴衣を選べます。

押入れも開けて撮ってみました。
掛け布団は羽毛です。
敷布団1枚なのでちょっと固かったかも。

お部屋の玄関部分です。二人泊にはゆとりある広さです。
左の壁に生花が飾られていました。

右手が障子風のガラスの引き戸になっています。
手前がお部屋で、間に襖があります。
左手が洗面所とトイレ。
お部屋にお風呂は付いていませんが、私達は温泉に来て
部屋のユニットバスに入ることはまずないので
問題ありませんでした。

お部屋の洗面台は新しく、お花も飾られていました。
歯ブラシ立てまであるのは珍しいですね。
ドライヤーは最初ありませんでしたが、
インフォメーションに無料で貸し出しするとの案内があり、
フロントに電話してお部屋まで持ってきていただきました。

お部屋のトイレはウォシュレット。手を拭くタオルがありました。


お部屋からの眺望です。
道路をはさんで川が流れています。
正面には民家がありますが、人気がありませんでした。

GWということもあってか、道路の交通量が夜になっても多く
ちょっと車の音が気になってなかなか寝付けませんでした。




この4枚の写真は両親の泊まった317号室の様子です。
角部屋のためか私達の316号室よりはかなり広めで
12畳以上あったかと思います。隣なので眺望は一緒です。
冷蔵庫は私達の部屋よりも大きめのもので、
テレビは普通のブラウン管なのと
4枚めにあるエアコンが古いタイプなのが違うように思いました。


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お茶を飲んで一息ついたら4階の大浴場へ。夜10時で男女が入れ替わります。
この時間帯は露くらべが女性用、花くらべが男性用でした。左手にあるのは冷水機です。

以下の写真は花くらべの方のものです。
夕食前は混雑しており、写真は夕食後に撮りました。そのため外のお風呂は暗くてわかりにくいかもしれません。

脱衣所の様子。浴用タオルが用意されており、お部屋に濡れたタオルを持ち帰らずにすんで便利でした。

脱衣所の洗面台部分です。
左側に2つボウルがあり(左の写真)、その右手の壁にも鏡とドライヤーがあります。(右の写真)
化粧水や乳液、シャワーキャップもありました。

足マッサージ機と整髪用のブラシもありました。ブラシが置かれている下は、坪庭風に飾られています。





内湯は岩風呂。内湯の中から露天風呂方面へ通じる階段があります。(左の写真のお湯の中の手すりがそれです)
写真にはありませんが、露天風呂には脱衣所から行ける別の通路もあります。
カランは4つで、シャンプーなどは炭系のものでした。

露天風呂エリア。いくつかの浴槽と足湯や打たせ湯があります。
お宿のサイトのほうがわかりやすいと思うので、詳しくはそちらをご覧下さいね。
ここは循環しているようです。少し塩素臭がするときもありました。

手前から檜風呂、陶器風呂、石造りのレインボー風呂。右の写真はレインボー風呂のアップです。

個人的に温泉をライトアップする必要を感じませんが。。。→





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ここからの写真は露くらべの方のものです。花くらべよりも落ち着いた感じで、雰囲気がいいように思いました。
脱衣所の様子。ここにも浴用タオルが用意されていました。

洗い場はお風呂エリアとは仕切られています。
そのせいかちょっとスペースに余裕がなく
若干隣との間が窮屈な印象を受けました。
カランは8つありますが、夕食前の混雑する時間帯には
空きがないこともあったので、お風呂エリアを削っても
もう少しカランを増やしたほうが使いやすくなるかも?
ボディソープやシャンプー・リンスはコラーゲン系でした。

正面のドアを開けると釜風呂などへの通路、右手中程の引き戸を開けると
松露という大きめの岩風呂になります。

左の写真:松露 この時は扉が閉まっていて内風呂のようでしたが、全開すると露天風になるようです。
右の写真:白露 松露から外に出て左手にある檜造りの桶風呂です。まわりが畳敷きです。

左の写真:甘露  釜風呂です。小さめなので手足を伸ばしてくつろぐというわけにはいきませんが
こじんまりした感じが好きなかたにはいいのかも。
右の写真:露見草 岩風呂です。

左の写真:月の露 ジェット風呂です。スイッチを入れると泡が出ます。
右の写真:露尾花 もうひとつの岩風呂です。説明によると展望風呂となっているので、ここが一番見晴らしの
きくお風呂なのかも(暗くてわかりませんね)。全体的に目隠しの壁などがありあまり眺望は望めません。 (特に花くらべのほう)

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4階の花くらべ・露くらべとは別に、1階に内風呂の露隠(つゆごもり)があります。
ここは源泉掛け流しと書かれていましたが、男女入れ替えのタイミングもあり入りませんでした。
(花くらべの方の時間帯のときに入れます。)なかなかいい感じなので、頑張って入ればよかったなぁ。。。



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夕食は18時から、両親の部屋に準備してもらいました。最初にお味噌汁とデザート以外は並べられました。
右の写真:前菜盛り合わせ 左のうなぎで餅をはさんだものがちょっと珍しかったかな。

左の写真:うどんの洋風サラダ仕立て
右の写真:お造り

左の写真:蟹。まぁ普通かな。。。
右の写真:白味噌仕立ての山菜鍋。鍋の中に山芋で作った団子が入っていておいしかったです。

左の写真:茶碗蒸しはタコ入り。右の蒸し物は、桜餅風の・・・なんだったかな?
右の写真:天麩羅。こごみと海老2本とシイタケ。残念ながら冷めてました。

左の写真:ご飯は釜飯。自分達で火をつけて30分待ちます。
右の写真:お味噌汁と香の物。

デザートはメロンと苺にクリームと黒豆が添えてありました。
夕食の感想は・・・「うーん、普通かなぁ」。


また、残念だったことがありました。
食事の後に食器の片付けをお願いする電話を
フロントにしたにもかかわらず、
仲居さんへの連絡がうまくいかなかったようで
両親は1時間以上も部屋で待っていたようです。
(私達は先に自分達の部屋に戻っていました)
結局義母が、廊下まで出て仲居さんに声をかけ
ようやくお膳を下げてもらえました。
サービス料を料金とは別に15%も取るのだから
それなりのそつのないサービスを望みたいと思うのは
人間の性でしょうか。。。

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朝食は大広間でいただきます。
左の写真:全体像です。左上の木蓋の入れ物は湯豆腐です。
右の写真:ご飯の進みそうなおかずがいっぱい。イカ刺しがありました。個人的には ちょっと全体的に味付けが濃い目かな〜

左の写真:干物は何の魚だったのかな?お味噌汁は火をつけて温めてからいただきます。
右の写真:蓋付きの器の中は金山寺みそでした。

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9時半にチェックアウト後、車で30分程度のところにある神庭(かんば)の滝へ観光に行きました。 新緑がきれいでした。
滝へ行くのには、大人1人300円の料金がかかります。
ひっそりしているかと思いきや、GWのせいか観光客が多くてびっくりしました。野生の猿が餌付けされていて、 間近で見られます。







湯めぐりの宿、と銘打っているだけのことはあり、たくさんの浴槽があって好きな方には楽しめると思います。
私達の宿泊した日は、満室だったそうなので(でもピークの3連休は1室2名では泊まれないと仲居さんが言っていたので
「満員」ではなかったらしい)お風呂が混む時間帯にカランが足りなくなるのはしょうがなかったのかもしれません。
お食事も普通においしくいただきました。

普段から割高な土曜日泊を避けて温泉に行くことが多いのですが、一応平日とはいえGW中に宿泊したのですから、
多少割高なのはやむなし。とは思うのです。
でも、どうしても庶民なので「22,000円も出したら客室露天風呂付のあの宿にだって泊まれたのに・・・」と
お宿のサービスやお料理に厳しい目を向けがちだったかもしれません。
温泉も、多くの浴槽があるよりは、内風呂と露天風呂にそれぞれ余裕をもったスペースがある方が私は好みなのかな、と
認識を新たにしました。

私達の宿泊時に利用した【じゃらんネット】で花泉を見るにはこちら

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