神奈川 湯河原温泉  ホテル眺望山荘 (2006年12月泊)

2006年12月、日曜泊で湯河原温泉のホテル眺望山荘に行ってきました。
名前はホテルですが全6室の小規模な宿ですので、ペンションまたはプチホテルといったジャンルになると思います。
宿のサイトからネットで申し込み、露天風呂付和洋室Dタイプ1泊2食付きで税・サービス料込みで16,800円でした。
(入湯税150円は別です)
15時チェックイン10時チェックアウトです。
私達は15時の2分ほど前に到着しました。

宿は高台にあり、びっくりする程の急な坂を登ります。
宿に到着するまで、助手席で手に汗握りました(笑)
運転ののっぽさんも「こんな坂は久しぶり」とのこと。

写真は翌日の朝、チェックアウト後に撮りました。
中腹にある洋館風の3階建てが、眺望山荘です。



1階部分は駐車場のため、エントランスへは階段を上ります。
エントランスの真上が、私達の宿泊した202号室にあたり、
ベランダの目隠ししてある部分にお風呂があります。

玄関のドアをあけると靴脱ぎマットがあって、そこで靴を脱いでスリッパに履き替えます。
左の写真:喫煙コーナー
玄関入って右手にはソファがあり、喫煙コーナーになっています。
喫煙コーナーにはマッサージチェアやロデオボーイまであり、ちょっと雑然とした印象を受けるかな。
右の写真:ダイニングの様子です。
ダイニングは禁煙ですが、喫煙コーナーのすぐ裏の位置なのが気になりました。
茶色の家具で落ち着いた雰囲気なのに、中央に販売用のカップ麺やスナック類・アイスが置いてあるのがいまひとつ。。。

私達の宿泊した202号室は、ツインベッドの洋室+7.5畳の和室の和洋室タイプです。
和室の板の間にある銀色のボックスは冷蔵庫。中は空でした。(宿のサイトには持ち込みは遠慮して欲しいとの記述あり)

私達の泊まった部屋から外を眺められるのは、和室のテレビの後ろの窓のみです。
(和室のベランダ側の窓は透明ではないですし、洋室からお風呂へ行く部分の窓はベランダに目隠しがあるためです。)
なので、座った状態では眺望を楽しむことはできず残念に思いました。
座卓の上のポットにはお湯が入っています。ほうじ茶のティーバッグが2つありました。鍵は1つです。

テレビの後ろの窓から手を出して左側を撮った写真です。
窓にくっついた状態でなら海が見えました。
左手前方には湯河原の街並みがのぞめます。
窓は網ガラスのため、これも手を出して撮っています。

左の写真:
和室と洋室の位置関係はこんな感じです。

右の写真:
和室の押入れにあたる部分が
クローゼットになっています。
男性用の浴衣はここにありました。
女性はチェックイン時に柄を選べますが
私は寝るときにしか着ないので
選べる浴衣もあまり意味がない f(^^;)
そういえば金庫はなかったです。

クローゼットの上段には毛布がありました。
ベッドだと布団が薄くて寒い場合が
ありますが、ここは割と厚みのある布団で、
私は毛布なしで休めました。
なんだか最近寒がりののっぽさんは
使っていました。

入り口に洗面所があり(写真右手)
さらにドアがあって洋室のため
防音性はよいと思います。
洗面所。ドライヤーもありました。
バスタオルと浴用タオルは一枚ずつで
ここに置かれていました。
バスタオルはちょっとごわごわしたかな。
トイレはウォームレット。
ドアが内開きで、開けるとスリッパが
ひっかかってしまうのが難点。

洋室からベランダに向かう部分に
引き戸があり、脱衣所として仕切る
ことができます。

脱衣籠の右手にはシャワールームが
あり、寒い時期など屋内でシャワーが
使えるのはありがたい設計です。

外にもシャワーはありシャンプー類も
あります。

露天風呂は温度保持のためか
蓋がしてありました。

左の写真:
入浴時目線はこんな感じ。
右側は目隠しがありますが
正面は見えます。

右の写真:
ベランダの端から見るお風呂は
こんな感じ。

蓋を取ったところ。お湯は循環されています。
あまり大きくはないので、2人で入るのは厳しいかも。

大きさの目安に私が入っている写真を載せてみます。
小柄な私でも、浴槽の反対側に足が届くぐらいです。
写真では足を出してみました。
頭の後ろの銀色のものは取った蓋です。

部屋のお風呂は後で入ることにして
別棟のお風呂へと向かいます。
2つあるお風呂は
15時から夕食前までが男女別、
夕食後からは貸切専用となり、
翌日朝6時半〜8時半は男女別、
8時半からはまた貸切となります。
貸切は1回1組1,050円で有料です。

3階へ上がると温泉棟への通路へ
つながるドアがあり、ドアの外で
スリッパからサンダルに履き替えます。

温泉棟へは30段以上の階段があります。

左の写真:
右手の屋根が出っ張っている部分が
宿の3階部分の出口で、
サンダルに履き替えたところです。

右の写真:
左の写真を撮ったところから
道が曲がってさらに登ったところ。
雨の日などは、少し億劫になりそう。

左の写真:
通路から見える「眺望風呂」の方。
こちらは内風呂+露天風呂があります。
竹垣風の裏が露天風呂にあたります。

右の写真:
左手の建物が「リフレッシュパレス」外観。
こちらは内風呂のみです。
お風呂の写真は撮れていませんので
宿のサイトでご覧下さいね。
洋風のジャグジーバスですが、
プラスチック?の浴槽なので、
ちょっと趣に欠ける気もしました。
こちらにはテラスが付いていますが
ぐるりと目隠しで囲まれているので
眺望はいまひとつでした。

午後の時間帯は「眺望風呂」が
男性用でした。

脱衣所には洗面台が1つ。
ドライヤーもありました。
脱衣かごは6つぐらいだったかな?
脱衣所には暖房が入っていないので、
入浴前は寒かったです。

カランは2つでした。
混みあう時間帯には足りないかも。

「眺望風呂」というだけあり
見晴らしはいいです。
内風呂の石造りの浴槽は
3人ぐらい入れる大きさ。
左の写真、正面奥の窓の
右側の植え込みの陰に
露天風呂へ降りる階段が
あります。
露天風呂へは脱衣所から
サンダルを履いて降りて行く
造りでした。
右の写真の窓の下、
青い蓋がしてある部分が
露天風呂です。

露天は岩風呂で、内風呂よりも大きいので
5人ぐらいは入れそうです。
立った状態での眺望。湯河原の街並みの向こうに山が見えます。
真下をまっすぐ通っているのは新幹線、左側の線路は東海道線です。

ちょっと時間が前後しますが、夕食後にこの「眺望風呂」に貸切で入った際の写真を載せますね。

宿のサイトのクーポンを印刷していくと、貸切風呂1回分が無料になります。
宿にあった案内では、貸切時間帯は20:45〜23:00となっていましたが、クーポンの場合は時間を選べないようで
チェックインの際のクーポン提示時に「20時台になります」と言われました。(チェックイン1番乗りだったと思うけど・・・)
19:45に夕食が終わり、入浴時間を再度確認したところ、20:00からの45分間とのこと。
元々の有料の貸切時間帯には入れてもらえないのかな・・?夕食直後でお腹が苦しかったけど、頑張って入りました。

右の露天風呂の写真は、内風呂の窓を開けて撮っています。
3枚ある蓋を2枚しかはずさなかったので、右端に残り1枚の青い蓋が写っています。

夕食は18時過ぎぐらいからとのことで、
お部屋で案内の電話を待ちます。

山に夕陽が沈み、稜線のシルエットがきれいでした。
お部屋のバルコニーから撮りましたが
この日は風が強くて寒かったので、
夜景を楽しむ余裕がなく早々に部屋に戻りました(^^;)

18時10分過ぎに電話があり、1階のダイニングへ
降りていきました。

お料理は奥様が担当で、ご主人がサーブしてくれます。席に着いて飲み物のオーダーを聞かれましたが
メニューが無いのは不便ですし、お値段もわからないまま頼むことに。下戸の私達夫婦は相変わらずウーロン茶でしたが、
翌日の清算を見ると1杯450円+サービス料10%で495円でした。

1品めのサラダ。
このサラダだけ奥様が持ってこられましたが、
無言で置いていかれました(^^;) お料理で忙しかったかな?
鴨と生ハムとオレンジ入り(説明がなかったので多分。)
2品めのオニオングラタンスープ。
熱々で玉ねぎの甘みがよく出ていて
美味しかったです。

パンは自家製と思われます。
私はお腹が膨れてしまうので丸いほうだけ頂きましたが
ホカホカでした。バケットは全てのっぽさんが食べましたが
こちらも温かかったそうです。
魚料理は金目鯛のソテープロヴァンス風。
海老と帆立が付いています。
野菜の入ったトマト味のソースがよく合っていました。

肉料理はよく聞き取れなかったのですが、多分サーロイン。
付け合せの緑のパスタは、ほのかにお茶の味?でした。
別腹のデザートはゆずのシャーベットとプリン。
コーヒーも付きます。

私達はお酒を頂かない分食事のペースが速いので、お料理の間隔が少し長いように感じました。
この日は5組のお客様(全て二人組)がいらしたので、奥様一人でのお料理では大変だったのでしょうね。
のっぽさんは、お料理のサーブ時に立ち止まらずにお皿を置かれるのが気になったそうです。

夕食後は、上に書いたように貸切でお風呂に入り、その後で部屋付き露天風呂を楽しみました。
朝も部屋付きのほうで朝風呂を満喫してから、ダイニングで朝食をいただきました。
(朝食は8時半からと決まっていて、電話で連絡がきてからダイニングへ行きます)

朝食のバターロールとクロワッサンも焼きたてホカホカ。
私はバターロールのみ頂きましたが、バターの風味が
しっかりしていました。湯のみのようなものはコーンスープ。
ヨーグルトを後から持ってきてくれます。
キウイとバナナとマーマレードが添えられていました。

風の強い冬晴れの日で、部屋のバルコニーからは
遠くまで見渡せました。

これで2006年の温泉も入り納めです。

部屋付き露天風呂はちょっと想像よりも小さかったですが、和洋室のお部屋は広くて清潔感があり、
シャワールームが露天風呂の近くにある配置は使いやすいです。
あ、でも洗面台の排水がイマイチ悪かったかな・・・宿の人に伝えてくるのを忘れてしまいました。

残念だったのは、共用部分(1階の喫煙コーナーや、ダイニングから見えるキッチンへの部分)で雑然としている
箇所があったこと。普段雑然とした中で暮らしているので(^^;)、旅に出たときは非日常的な空間で過ごしたいんです〜
あと無料クーポンで入れる貸切風呂の時間が、本来の貸切時間帯ではない夕食直後限定なのはちょっと辛かったです。



【じゃらんネット】で眺望山荘を見るにはこちら


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