2008年2月初め、栃木県那須温泉のホテルビューパレスに行ってきました。 前日、同じ栃木黒磯温泉のかんすい苑覚楽に泊まるため、まったく違うタイプの宿をセレクトしてみたのです。 ここは、個人での温泉宿紹介サイトの草分け的存在であり、たまに私も掲示板にお邪魔することのある 「熟年夫婦の温泉旅行」さんで、番頭さん・女将さんがそれぞれ宿泊レポートを紹介されています。 そのレポートを拝見しますと、なんといってもこの宿の特徴は夕食のオーダーバイキング! 朝はともかく、「夕食のバイキングはちょっとな〜、落ち着かなさそうだし」と思うかもしれませんが、 ここは違うのです!メニューから好きなものをオーダーして、席まで持ってきていただくスタイルなので 落ち着いて食事が楽しめましたよ♪ 番頭さん&女将さんのご訪問時には、22種類のお料理を召し上がられたとのことでしたが さて、私達夫婦はどうだったでしょうか・・・?(^艸^) |
<宿泊プランなど> 【じゃらんネット】使用 部屋タイプ:和室 (和室か和洋室から選択します) プラン名:出来たて料理が食べ放題オーダーバイキングプラン 宿泊料金:土曜日(休前日)泊で2名1室 一人当たり14,490円*2名で28,980円 のところ じゃらんネットのポイント割引(10%)で、2,800円分 割引となり 2名で26,180円+入湯税150円*2名で、合計26,480円 でした。 IN/OUT:15時チェックイン10時アウト |
前日泊まった覚楽を10時にチェックアウト後 黒磯駅まで送っていただき、 電車で一駅の那須塩原駅に移動しました。 ホテルのサイトに案内がありますが、 那須塩原駅〜ホテル間は 温泉組合運行の無料シャトルバスがあります。 (那須湯本からはホテルの車に乗り換え) 11:55発と14:45発がありますが メールで問い合わせたところ 11時台のバスで13時前に宿に着いても お部屋に入れてくださるとのこと♪(^-^)ラッキー (↑いつも可能ではないと思うので、問い合わせ要) 写真は、那須塩原駅からの風景です。 |
13時前にホテルに到着し、チェックイン。 「お部屋は準備しておきました」とのことで 快く迎えていただきました。 通常のチェックインの時間より2時間以上も早いのに、 嬉しかったです。 もちろん、追加料金なんかありませんでしたよ。 ロビーからの眺め。 下に見える屋根が大浴場部分になります。 ホテルですから、鍵を渡されて 自分で荷物を持って部屋へとむかいます。 フロントは2階で、エレベーターもありました。 (私達は今回まったく使いませんでしたが・・・) |
今回宿泊する部屋は「和室」ですが、写真のように手前に わりと広いリビングスペースがあります。「和洋室」だと、 ツインベッドルームになるようです。右下に写っている浴衣は フロントでのっぽさんに出していただいた特大サイズのもの。 |
リビングと和室の間は、障子で仕切ることができます。 奥にある和室は6畳+板間。 畳も割と新しめです。(実はもっと古いかと思ってました) ただ、お部屋が若干タバコ臭かったのが気になりました・・・ |
窓が大きいため、明るく開放感があります。 和室にも暖房設備があるので、こちらでも暖かく過ごせました。 |
和室にあったお迎え菓子「那須の清流」としいたけ茶。 お菓子はのっぽさんが2つ食べましたが、 和洋折衷の味で、けっこうおいしかったそうです。 |
窓からの眺望。 遠くまで見渡せる感じではありませんが 冬枯れの木立のところどころに雪が残り、落ち着いた眺め です。人工物がほとんど目に入らずいいですよ。 |
リビング部分にはL字型に2つのソファベッドがあります。 色のセンスは?ですが、ごろごろするにはなかなか快適。 デザインはともかく実用的な電気スタンドもあり、 読書するのにも便利でした。 |
リビングスペースの壁面は収納になっており テレビや電気ポットはこちらに納められています。 |
タオル&バスタオルは1人1枚ずつ。 ホテルですが浴衣もあります。ただしレストランは浴衣NG なので、寝る際にだけ使用しました。 |
冷蔵庫にはビール・水・ウーロン茶が 入っています(有料)。空きもあります。 |
ドライヤーもあり、お湯もでるので十分。 化粧品類はありません。 |
ユニットバスですが、トイレは ウォシュレットになっています。 |
リビングのテーブルの上には ホテル作成のかわら版(裏はテレビ欄)が。 明日の天気の案内もあって、役に立ちます。 それにしても最低−6℃、最高0℃って・・・ やはり那須は寒いんですね。 部屋自体は、暖房が2箇所にあり、 効きもよかったので快適に過ごせました。 ただ、暖房が強力な分、空気が乾燥するので、 濡れタオルを干すなどの対策は必須ですね。 |
大浴場へは、階段を降りて行く必要があります。 この部分にはエレベーターがないので、 足腰の弱い方が何度もお風呂に入るのは ちょっと辛いかもしれません。 また、ホテル本体と大浴場間のこの通路、 ガラス張りのためか非常に気温が低いです。 お風呂上りは身体が温まっているのでいいんですけどね〜 いつか真冬の日光に泊まった際は、お風呂へ行くのに いったん外に出る必要があるホテルだったので それよりはよかったですが・・・ |
お風呂は朝5時〜9時と11時〜深夜1時までです。 大浴場の入り口。正面カウンターに冷水サーバがあります。 夕方のみ、ハチミツ酢ドリンクの試飲サービスがありました。 |
右手には湯上り処があり、マッサージチェアも2台ありました。 所々にお花や植物も飾られています。 |
まずは、女性用大浴場からご紹介。(男女入れ替え無し) 脱衣所は、それほど広くはありませんが、 数が足りないということはありませんでした。 鍵付きロッカーもあり、安心です。 |
洗面台は3つ。ドライヤーは2つ。生花が飾られています。 昨日の覚楽の3倍以上の部屋数で、同じ設備でしたが 私が利用した際は、ちょっと待つ程度でなんとかなっていたと 思います。化粧水&保湿ジェルがありました。 |
シャワー付きカランは8つ(だったかな)。 土曜日泊ということもあり、チェックインよりも早い時間帯を 除き、他のお客様と一緒になりましたが、数が足りなくて 困るということはありませんでした。 シャンプー類はコーセーのもの。ヒノキ石鹸もありました。 |
内湯は温泉ではありません。 ドアの外が白濁の露天風呂ですよ〜 なので、皆さんほとんど露天風呂ばかり利用されていたように 思います。もちろん私もですが・・・。 |
1歩外に出ると硫黄の香りが漂います。10人ぐらいは入れそうな広さかな。 右の湯口とは別に、浴槽内にもお湯の湧出口がありますので、その近くは熱めです。 |
きれいな色のにごり湯〜♪これぞまさに温泉というカンジ(^-^) 後ろ側がホテルの建物なので、そちらの方には囲いがあります。屋根は一部にかかってます。 |
前面には目隠しなどがないので、開放感あり!右側は男性用のお風呂なので、声が聞こえます。 |
晴れてたらもっとよかったけど、曇り空でも満足。いいお風呂でしたよ。 早めにチェックインさせていただいたおかげで、この時間帯だけ貸切で入れました♪ |
次は、男性用大浴場をご紹介。 脱衣所。広さなどは女性用と同じぐらいかな? もちろん、こちらにも鍵付きロッカーがあります。 |
洗面台3つ&ドライヤー2つも女性用と同じ。 でもこちらには生花が飾られていませんね(笑) 乳液&ジェルの代わりに、アウスレーゼの3点セット。 |
シャワー付きカランは7〜8つ。(たぶん) シャンプー類は女性用と同じです。 |
やはりこちらも内湯は温泉ではありません。 ドアの外が露天風呂。 |
のっぽさんが14時前に入った際は、お湯があまり濁ってないんですよ。お掃除したてだったのかな? 初日は、あんまり雪見風呂というカンジではありませんが・・・翌朝に乞うご期待! |
左の壁は女性用のお風呂との仕切り。 |
正面は、遮るものが何もなく開放感に浸れます。新緑の時期も良さそうですね〜♪ |
源泉は鹿の湯と行人の湯の混合とのこと。 あまり詳しくない私ですが、鹿の湯の名前は知っていました。 温度は59度あるので、けっこう熱めなんですね。 温度管理はちゃんとされているようで、いつ入っても けっこう適温でした。 湯船の中の位置によって温度が違うので、 自分の好みに合わせて移動していましたよ(笑)。 |
お風呂のあとは、部屋のソファベッドでお昼寝や読書、ロビーのPCでメールチェックなどをして のんびり過ごしました。夕食前にまたお風呂でちゃぽんと温まって、いざオーダーバイキングへ出陣!! 夕食の開始時間は、選べたと思うのですが覚えていません・・・(汗) 私達は18時からでお願いしました。時間になりレストランへ行くと、係の方に席へと案内されます。 下がオーダーバイキングのメニュー(縮小してますので文字はよく見えませんが、参考程度に載せました)。 私達は、4〜5種類ずつ、おなかの様子を見ながらオーダーしました。 小龍包や餃子は、既にバイキングテーブルに用意されているので、各自持ってきます。 アルコールや冷たい飲み物は、別途オーダー(有料)です。 |
オーダーした料理については、のっぽさんが写真を撮ってくれたので、下に順次並べて載せてみます。それではスタート! |
とちおとめ(イチゴ)と生ハムのサラダ |
クラムチャウダースープ 五穀米入り |
ビーフステーキ マッシュルーム入りソース |
アワビと野菜のXO醤炒め |
パーナ貝のガーリックバター焼き |
小海老とクリームチーズのミルフィーユ パプリカ風味 |
蟹とブロッコリーの淡雪仕立て |
合鴨のロースト オレンジのソース |
特製ビーフシチュー |
牛ロースとキノコのブラックペッパーソース炒め |
有頭海老のオーブン焼き アンチョビー風味 |
那須高原サラダ |
魚介のポワレ コンソメスープ仕立て |
フランスパン(バター付き) |
ずわい蟹と帆立のマカロニグラタン |
アサリと水菜のぺペロンチーノ |
子羊の香草風味 赤ワインビネガーソース これでオーダーしたお料理は終わりです。 合計17皿でした。(1皿、0.5〜0.8人前ぐらいでしょうか) 写真からもわかるように、どれも盛り付けもきれいですし 席までウェイターの方が持ってきてくれるので、通常想像する バイキングとは違い、落ち着いて食事が楽しめます。 また熱々で出てくるべきものは、ちゃんと熱々ですし、 味も、私達はおいしくいただけました(^-^) 好みもありますが、私は有頭海老かパーナ貝、 のっぽさんは牛ロースとキノコ炒めが1番おいしかったかな。 料理が出てくるタイミングは、少し待つこともありましたが 総じてなかなかいいテンポで運ばれてきます。 |
そしてもちろん忘れてはいけないのが、別腹のデザート♪ バイキングテーブルから、各自好きなケーキやフルーツを 取って来ます。 コーヒーや紅茶(ティーバッグだったかな)などの飲み物も、 セルフサービス。 左の写真は、のっぽさんが2回めに取ってきたものです。 左上のカップはプリン、イチゴのタルトにアップルパイ、 ゼリーとイチゴの盛り合わせにキウイフルーツです。 これ以外にもチーズケーキ、チョコレートケーキ、 カップのチョコレートムース、イチゴのショートケーキ、・・・ 他にも数種類のケーキとフルーツがあったかな。 あ、杏仁豆腐もありました。 デザートにも満足できましたよ〜(^^♪ |
1時間半ほど食事を楽しみ、部屋に戻ると お布団が敷いてありました。 昨日泊まった覚楽から持ち帰った胃薬を飲み ごろっとなって食休み。 ええ、もちろん私は夕食前に続いて また眠ってしまいました・・・(--)zzz 牛になるかな〜、でもこれが庶民の幸せなんですよね〜(笑) というわけで?あまり覚えてないのですが 掛け布団は羽毛でした。 マットレスはあったのか・・・わかりません(^^; このあと起きてまたお風呂にも行きましたよ。 やはり夜はちょっと混んでました。 |
お風呂から階段を上がってきて、 たしかレストランと同じ階に自動販売機があります。 500mlのお茶で200円。 お部屋の冷蔵庫のウーロン茶は、500mlで210円なので 大差ありません。 |
朝起きてカーテンを開けると・・・ 一面雪景色に変わっていました。 お部屋の窓からの眺めも、 昨日とは一変しています。 私達夫婦の実家では毎年そこそこ降るので それほど雪は珍しくないのですが、 それでもやはりこういった景色は 心が落ち着いていいものですね。 |
お風呂が9時までなので、朝食前に雪見風呂♪ (が、この時は写真が撮れず。。。 のっぽさんが、朝食後に写真だけ撮りに 再チャレンジしました) 朝食の開始時間は選べたはずですが 覚えていません・・・ 私達は8時半からにしていただきました。 時間になりレストランへ行くと、 昨日とほぼ同じ席に案内されました。 写真はないのですが、窓際でしたので 雪景色を楽しみながらの朝食となりました。 普通のバイキング形式です。 和食もありますが、私達は洋食でセレクト。 左の写真はのっぽさんのもの。 パンケーキと目玉焼きは、その場で焼いて くれます。 パンケーキは丸いのとミッキー型があり、 のっぽさんもミッキーをゲットしたようです(笑)。 他にサラダやフルーツなどもありました。 |
さて、上にも書きましたが、のっぽさんが再チャレンジして撮りに行った雪見風呂の写真です。 男性用のみですが・・・。やっぱり雪見の露天は風情があっていいですよね〜。 |
昨日とは違う眺めを満喫できて、お得な気分でした。 |
帰りもシャトルバスを利用。10時出発をロビーで待ちます。 昨日も同じアングルで撮りましたが、今日は雪景色です。 |
ホテルを出たところ。駐車場もかなり積雪がありました。 真冬に車で来る場合は、雪への備えも必要ですね。 |
ビューパレスといったらオーダーバイキング!ですよね、私達夫婦も満喫してきましたよ♪ 事前に思っていたよりは一皿のポーションが少なくて、多くの種類を楽しめるように改善されたのかも?と思いました。 お料理のサーブのタイミングも悪くないですし、カップルでしっとり・・・という感じではないかもしれませんが 気心の知れた友達や家族で、取り分けながらいろいろなお料理を楽しむ、というのならばおススメです。 あとはお風呂!内風呂が温泉ではないということで、ちょっとどうかな?と不安もあったのですが あのにごり湯の露天風呂があるなら、もう全然問題なし! 開放感のある露天に浸かって、高原のいい空気を吸って、日頃の疲れを癒すことができます。 前日の覚楽に続き、ここもコストパフォーマンスがいい宿だと思います。 私達は今回土曜日泊でしたが、平日泊ならもっとお得です。 それに、送迎のシャトルバスに合わせて13時前にチェックインさせてくれたのが、私達にはとっても高ポイントでした(^-^) |