群馬 谷川温泉  金盛館せせらぎ (2008年7月泊)

2008年7月下旬、群馬にある谷川温泉の「金盛館せせらぎ」に泊まってきました。

今回の旅は、ネットでお知り合いになったポルポさん&うにさんとのオフ会ということで企画されました♪
その模様については、また別ページを作ってお伝えしようかな?と思っています。
なので、基本的に以下の文章は「金盛館せせらぎ」の宿レポートとしてお読みください(^_-)-☆

オフ会の候補地には、3人のアクセスを考えて、中間地点である群馬の水上近辺があがりました。
女3人での旅行なので、うにさんと私には日頃なかなかチャンスが無いレディースプランをゼヒ使ってみたい!
という希望もあり、JTBの女性限定プラン「私のうるおい時間」を使って
谷川温泉の「金盛館せせらぎ」に行くことに決定しました。


<宿泊プランなど>
JTB「私のうるおい時間」使用   ※女性限定プランです
部屋タイプ:和室10畳+3畳+踏込(5名定員)
宿泊料金:休前日泊で3名1室 往復のJR料金込みで、一人当たり30,500円
     プランの特典で、往復ともにグリーン車利用
     上野発の特急水上号利用でしたが、東京〜上毛高原までの新幹線利用に変更したので上記金額+400円
IN/OUT:13:30チェックイン(通常14:00) 11:30アウト(通常10:00)
     プランの特典で22時間ステイ♪


のっぽさんの旅行ですと、
私はほとんど写真を撮らないのですが(^^ゞ
今回は、私が撮ってみました。
でも、手ブレとか撮り忘れとかが多いんですよね・・・


水上駅からは送迎もありますが、
今回は送迎時間よりも早いチェックインのため、
タクシーを利用しました。
宿までの道中の看板を見て
「ここがあの仙寿庵なんだね〜」と
話に花が咲いたりするあたり、
やはり温泉好き仲間での旅行と
いう雰囲気たっぷり(笑)。

写真は、翌朝チェックアウト後に
撮った外観です。

谷川温泉は私は初めてでしたが、
緑に囲まれたいいロケーションですね。


13:40分頃に宿に到着。
さすがに一番乗りのようでした。

入り口を入ると、いくつかスリッパが
並べられていました。
スリッパには大・中・小のサイズがあり
右手の棚で殺菌中です。
同サイズで色違いがあったので
私達3人もそれぞれ違うタイプを選び、
他の人と間違えることなく過ごせました。

でも私は、部屋を出るときに何回も
うにさんのと間違えてしまってました(^^ゞ
スミマセン。
あと、ポルポさんはかぶらないように
中サイズを選んでくれたのですが
やっぱりちょっと大きかったですよね・・・
小サイズが3色あるとなおよかったですね〜

なんとなくまだちょっと準備ができていなかったような
印象がありましたが・・・

「色浴衣をお選びください」と言われたので
私とポルポさんはそれぞれ選びました。
(うにさんは浴衣を着ないとのことだったので。)
大人向けの落着いた色柄が多かったですね。

浴衣を選んだあとは、ロビーでしばし待つことに。

ロビーからは、人工物が目に入らない緑いっぱいの眺めを
楽しめます。
バルコニーには椅子があるので、ここでぼーっとするのも
いいかも。

自動演奏ピアノがあり、翌朝はそれがBGMになっていました。
朝8:30〜10:00の間、セルフサービスでコーヒー・紅茶が
いただけます。

ロビーで出された麦茶をいただいた後、お部屋へと案内されました。
フロントのある階が4階にあたり、部屋は2階の210「しゃくなげ」です。
参考までに館内図を載せますね。

手前10畳和室+右奥3畳。3人なら余裕のある広さです。
座卓の上にはプラン特典のウエルカムデザートのごまプリンの
空の器が!写真を撮り忘れましたが(^^ゞ美味しかったです。
窓が大きく開放感あり。眺めは緑の木々と川です。
置かれている団扇も風情がありますね。
夜、お布団が敷かれた後はこちらでおしゃべりしてました(^-^)

お部屋には小さいながらもバルコニーが付いています。
切り株状の椅子もあり、季節によってはここで森林浴も
いいですね♪今回は夏なので、ここに長居はしませんでした。
バルコニーから下のほうを撮ってみました。
混浴露天風呂「せせらぎの湯」への歩道とその向こうの川が
見えます。左側の建物がその露天風呂です。

床の間には掛け軸と生け花がありました。
左手にある黒い円形のものはサーキュレーター(扇風機)。
今回は使いませんでしたが、暖房時など使いたいときもある
ので、用意されていると個人的には嬉しい設備かも。
夏らしく涼しげなガラスの花器が使われています。
鮮やかなブルーのりんどうとピンクの小菊のコントラストが
いいですね。

お迎え菓子は水まんじゅう。鍵は2つありました。
今回は、プラン特典のウエルカムデザートや夜食があったので
結局この水まんじゅうを食べる機会がなく味がわかりません・・・

一部館内工事中だったとのことで
(私達が行った際にはもう終わっていたのですが)
お土産購入時に利用できる千円分の金券を一人一枚ずつ
いただきました。ラッキー(^^♪
翌朝、ありがたく使わせていただきました。

色浴衣以外に、普通の浴衣も部屋に用意されていました。
なぜかアメニティは最初2人分しかなく、電話をして追加分を
持ってきていただきましたが。。。
バスタオルは一人二枚。左下のカゴは裁縫セットです。
リセッシュまであったのは初めてですね〜
浴用タオルの刺繍や歯ブラシはそれぞれ色違いなので、
他の人のものと間違えずにすみます。

電動湯沸しポット以外に、補充用の水の入ったポットも
ありました。
3つある茶筒は、煎茶・ほうじ茶・コラーゲン昆布茶と充実。

普通の和風の茶器以外に、和風の柄のマグカップと
ドリップオンのコーヒーもありました。
私達もコーヒーおよび3種類のお茶をすべていただいた
気がします。
この飲み物の品揃えは、女性にウケるサービスでは
ないでしょうか(^^)

洗面台も広く、タオルの柄や壁の絵がまた女性好みな感じ。
アメニティは化粧水と、よくある角質クリア系のジェルと
マウスウォッシュまでありましたよ。
ドライヤーも完備され、椅子もあって使いやすかったです。
トイレはウォシュレット。
(ですが、なぜかリモコンに反応しなかったような???)
ペーパータオルもあり、カゴの中は除菌シートでした。
生花も飾られているのは個人的に高ポイント。

続いてお風呂のご紹介です。
温泉系サイト/ブログをやっている3人の集まりでしたので、
「混まないうちにお風呂の写真撮りに行きます?」
「行きます〜!」ということで、まずは写真撮影にでかけました(笑)。
でも、既に女湯には先客がいたんですよね〜
その後で入りにいったら、私達3人の貸切になる時間がけっこうあり、写真は撮れたのですが。
混浴露天「せせらぎの湯」は、誰も入っていなかったので、ここぞとばかりに撮影タイムとなりました。
(男女入替がなかったので、男性用のお風呂のほうは状況がわかりません・・・)

「せせらぎの湯」へとむかう出口のところにも
冷水が用意されていました。
真ん中奥の建物が「せせらぎの湯」になります。
緑の木々の間を抜けていくアプローチも素敵です。
でも雨の日はちょっと面倒になるかもしれませんね・・・

「せせらぎの湯」への道から撮った外観。
2階左から2番めが私達が泊まったお部屋です。
こちらは「せせらぎの湯」の湯船のすぐ裏にある脱衣棚。
「湯船にはバスタオルを巻かずにお入りくださいませ」との
貼り紙があります。この条件での混浴は厳しい・・・(>_<)

もう一箇所、簡素ですが建物になっている
脱衣所もあります。
混浴の際は、女性はこちらを利用したほうが
脱衣の様子が湯船から見えにくいのでは?と思います。

今回、残念ながら私達は、こちらのせせらぎの湯には
入らずじまいだったため、実際のところはどうなのか
はっきりとはわからないのですが。

入っていないのですが、
やはりこの緑とせせらぎに
囲まれたロケーションは
いいですね。


開放感のあるいいお風呂ですが・・・

右手の岩の上あたりに橋があり、
そこを通る人から見えてしまうので、
その点は注意して入ったほうが
よさそうです。

上記の橋から見たせせらぎの湯。

続いて大浴場のご紹介。

「当館には、4つの源泉が有り、豊富な湯量を誇っております。
 無循環の温泉が常に溢れる湯船は、それぞれ湯温が少しずつ
 違いますので、お好みでお入り頂けます。
 柔らかく力強い自然の恵みを、ごゆっくりご堪能下さいませ。」
とあります。

4つのうち3つは弱アルカリ性低張性温泉、1つは芒硝泉で、
1日の湧出量計は24万リットルにもなるようです。

どんなお湯なのかな〜、楽しみ♪♪


・・・と入ったせいなのか?脱衣所&洗面台部分の
写真を撮り忘れたようです(^^ゞ なので、文章のみですが、
スペース的には若干狭い印象を受けました。
脱衣棚には、個々にスリッパ置き場と眼鏡置き場が付いていて
他の方とスリッパを間違える心配がありません。
これはとてもイイですね(^^)
洗面台は3つ、ドライヤーは2つありましたが、
混む時間帯は、もう1つずつ多いほうがより快適に使えるかも。

外の露天も含めて囲われている部分が
多いのでちょっと暗めですが、
それがまた落着いた雰囲気を
醸し出しています。

カランはたしか8つ。
隣との間に仕切りがあるので、
シャワーを気にせずに使えます。
シャンプー&リンス類は
普通だったような・・・?
温泉製の洗顔石鹸がありました。

内湯のほうは湯温が高めなので、
ぬる湯が好みの私は、露天のほうが
快適でした。


内湯から露天へは数歩で行けます。あ、でもこの露天へ出る
引き戸の開け閉めが重かった〜!改善を望みます。
木造の浴槽で肌触りがよく、適温でした。
美女3人でまったり過ごせました・・・(^-^)
囲われている部分が多く、それほど眺望はよくありませんが
曇りガラスの上部から緑の木々が見えます。
この露天も、位置によっては客室から見えそうなので
気になる人は注意が必要です。

大浴場を出たところに、谷川の冷たい水が
用意されていて、乾いた喉を潤せます。
そしてその脇には飲泉所も!
私も飲んでみましたが、今まで飲んだ中では
クセのない飲みやすい味でした。

無料のマッサージチェアも2台ありました。
これ以外に、腰マッサージ機もあった気がします。

でも、大浴場前、人が通るところに面して
置かれているので、
ちょっと使うのは恥ずかしいかも?って
思ったりもしました(笑)。
そのせいではないですが、使っていないので、
使用感などは不明です。

大浴場からエレベーターに向かう途中に、絵本コーナーが
あります。小さいスペースですが、可愛らしいインテリアで
女性好みの空間になっています。
こちらは2階家族風呂前の廊下に置かれていた階段箪笥。
いつか広い家が手に入ったら?(笑)和室には
こういった古民家風の家具を置いてみたいものです。
館内各所にお花が飾られているのもイイですね♪

2階には家族風呂「さくや姫の湯」があります。
私達は今回女3人なので利用しませんでしたが、
無料で空いていればいつでも入れるので
のっぽさんとの旅行であれば入ったでしょうね。

大人3人ぐらいは入れる浴槽です。タイル貼りの壁なので、
それほど趣があるというわけではありません。
たしか窓が無いので、けっこう湯気がこもっていました。

洗面台の写真には人が写りこんでしまったので(^^ゞ
載せませんが、ドライヤーなど必要なものは揃っていましたよ。

夕食は18時半開始でお願いしたので
お風呂から上がった後、まだまだ時間があります。

お部屋に備えてあったドリップオンのコーヒーを入れて
お部屋でまったりおしゃべりを楽しみました♪

どんな話に花が咲いたかって?
温泉の話題や、ネット上でお知り合いになった方のことなど
話題の種は尽きませんでしたよ(^-^)

夕食は18時半開始でお願いしていたので、その10分前ぐらいにセッティングにいらしたと思います。
たしか開始時間は、18時と18時半(と19時も?)から選べたような。。。今回のプランでは、朝夕ともにお部屋食です。
お品書きは最初1枚でしたが、ポルポさんがお願いしてくれたので、1人1枚いただけました。

お食事前に・・・お絞りの台が木彫りでカワイイ♪
こういった細やかな心遣いが女心を掴むのでしょうか?
コップの下のコースターもカワイイし、お箸もお洒落。
食前酒はピーチワインでこれも女性好みのお味では。

前菜は「旬のうまいもんいろいろ」と題して、
左上から時計まわりに
 ・トマトのはちみつ漬け
 ・新玉ねぎのボートカップ
 ・スナップエンドウ
 ・新じゃがのおやき
 ・若鮎の唐揚げ
 ・揚げ牛蒡

私はトマトが好きなので、はちみつ漬けが気に入りました。

牛フィレ肉・豆腐田楽・エリンギ・芽キャベツ・人参・
インゲン。肉が多すぎず野菜もあってヘルシーな印象。
お造りは岩魚・奥利根鱒。岩魚は脂がのっていました。

煮物は高原キャベツの変わり煮。
ロールキャベツ風で、優しい薄味でした。
ここまで最初に並べられ、この後は一品ずつ運ばれます。
揚げ物はグリーンアスパラのイカダ揚げ・高麗人参・
かぼちゃ・うど。熱々でした。
高麗人参は、けっこうクセのある味ですね〜。

お凌ぎのソーメンと鮎の塩焼き。鮎の身をほぐしてソーメンと
一緒に食べることを勧められました。
鮎の淡白な味とソーメンが合いましたよ。
蒸し物は豆乳の茶碗蒸し。
卵ではなく豆乳だからでしょうか、あっさりめの味でした。

酢の物。胡瓜・手のしこんにゃく・茗荷・ニラ・カリフラワー。
もうかなりお腹いっぱいですが、これはさっぱりと頂けました。
カセットコンロ&土鍋でコシヒカリを炊いてくれます♪♪
食後のお茶セットもありましたね。

炊きたてのコシヒカリで贅沢茶漬けです!!お好みで
塩鮭・刻みわさび・塩昆布・あられを乗せ、左上のだし汁を
かけます。お米好きの私、これはどうしても食べたい・・・
ということで、軽く1杯ですが頂きました♪オイシイ!
デザートはわらび餅・バニラアイス・ラズベリー・白玉・スイカ。
この時点で満腹でかなり苦しかったのですが・・・
これは別腹ってことで(笑)。デザートを出していただいたのが
20時半なので約2時間のお食事でした。満足です〜(^-^)

食後、饒舌な男性がお布団を敷いてくれた後で、
夜食が届きました。ミニサイズのお稲荷さんと梅干し。
まだ苦しかったですが、せっかくなので頂いてみました。
全然お腹が空いてなかったので普通でしたが、
空いてたらおいしく頂けたと思います。

朝ご飯は8時半開始でお願いしました。
3人で朝風呂に行っている間に、お布団はあげてありました。
右のグラスはりんごジュース。
上から時計周りにサラダ、花豆、ざる豆腐。
花豆は群馬のお宿の定番ですよね〜

ヨーグルトとフルーツ。
少しずついろんなものを、というのがイイですね。
左上は鮎の一夜干し、右上はふきと平茸とウドの煮物です。
納豆の器に付いているのは専用の混ぜる棒だとか。

お味噌汁は、ケンチン汁風で具沢山。
固形燃料で温めるので、熱々です。
左のお味噌汁、ミニすり鉢で胡麻を摺った中に汁を入れて
頂くんですよ。初めてでしたがなかなか美味でした。

朝8時半〜10時の間、ロビーでセルフサービスで
コーヒーがいただけます。

今回のプランの特典で11時半チェックアウトなので、
このあともお部屋でのんびり過ごしました。



今回は、ポルポさんとうにさんとのオフ会ということで、宿での22時間ステイ、おしゃべりを満喫して楽しみました♪
JTBの女性限定プラン「わたしのうるおい時間」を利用したこともあるのかもしれませんが、
金盛館せせらぎは、ホント女性好みのツボを押さえた宿だと思います。
サービスや設備やちょっとした小物のセンスなど、感心する点が多くありました。
オフ会でホントに楽しく過ごせたので、宿としての評価もそれで印象がプラスされて甘めになっているかもしれませんが
朝夕ともにお食事もおいしかったですし、バスタオルや浴衣が複数あるのも女性には嬉しいですよね。
混浴露天が外から見える心配が無いと、もっといいかなぁと思わなくもないですが
あの川に開けた眺望と開放感を失うのももったいないので、入る人が気を付ければいいのかもしれません。
混浴露天に入らなくても、掛け流しのお湯がとってもいい肌触りで、適温の湯船でまったり寛げました。
おススメできる宿だと思います。


オフ会の模様は、また後日別ページで、ちょっとだけになると思いますが、ご報告したいと思います(^-^)。
スゴク楽しかったです。お二人に感謝♪


JTBで金盛館せゝらぎを見るにはこちら




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