神奈川 強羅温泉  強羅花扇 (2010年12月泊)

2010年12月、今回は、じゃらんで貯まったポイントが年末に期限失効する前になるべく使いたい!
との目的があり、じゃらんポイントが使える宿の中からのセレクトとなりました。
じゃらんポイントは宿泊金額の10%分まで使用可能で、12月末で失効する分が6千円分以上あったので
それに近い価格帯の宿を検索したところ
ネットで拝見させていただいている「うりゃさん」のブログで紹介されていた「強羅花扇」が
ポイント利用可能なお宿であることを発見!
ココ、以前から近場の箱根で本番の飛騨牛が味わえるお宿、というコトでチェックはしていたのですが
我が家には高嶺の花だったんです。
今回はポイントで10%引きになるので、この機会に行ってみることにしました(^o^)

<宿泊プランなど>
じゃらんネットから申し込み  
部屋タイプ:露天風呂付2ベッド客室( 36.12u)
プラン名:【記念日にいかが♪】限定3室 カップルプラン
宿泊料金:平日泊2名1室 一人当たり28,000円から、じゃらんポイントで10%引きで
                 一人当たり25,200円+入湯税が一人150円
IN/OUT:14時チェックイン11時アウト
部屋数:20室 ※全館禁煙



今回は同じ県内の箱根で近いので、車を利用することにしました。
平日(金曜日泊)なので、渋滞もなく快適なドライブ♪
12時過ぎに川崎を出て、チェックインの14時過ぎに宿に到着。
駐車場へ車を入れると、早速スタッフの男性が寄ってきて
荷物を持ってくれました。

写真は翌日チェックアウト後に撮ったものです。

エントランス。元は保養所を改装したお宿とのことで、
シンプルな外観です。
館内は木がふんだんに使われており、落ち着いた雰囲気です。
ラウンジの椅子に座って、チェックインの記入をしました。

ウェルカムドリンクは
コーヒー、紅茶、緑茶、昆布茶、ジュースから
選べたような記憶(曖昧ですが^^;)。
ジュースはオレンジ・アップル・グレープフルーツだったかな?
私は左端の昆布茶、のっぽさんはグレープフルーツジュースを
いただきました。

コースターや菓子皿が、箱根の寄木細工で揃えてありますね。

ラウンジの一角には、囲炉裏もしつらえられています。
この囲炉裏は神代けやきで作られているそうですよ。
ラウンジからお部屋へ向かう動線には、おみやげコーナーも。
館内は畳敷きorフローリングなので、素足で歩けます♪

おみやげコーナーに隣接して、自販機もありました。
市価なのが庶民には嬉しい(^o^)

ハイクラスを謳っている旅館って、自販機が無いところも
ありますよね?
でもお部屋の冷蔵庫の中の飲み物って割高だったりしますし
自販機を市価で用意してくださるのって、お客様目線の
サービスだわ〜と、個人的には高評価なのです。

今回泊まるお部屋は、202号室です。
お部屋に露天風呂付き♪(強羅花扇は全室露天付きなのです)
それほど広くはありませんが、機能的に家具が配置されて
います。TVの下には空気清浄機も完備。

ベッドはシモンズのヘブンリーベッドだそうです。
私は快適でしたが、のっぽさんには枕が低かったみたい。
なので、アンケートに枕が選べるといいなぁと書いてきました。
水屋も、木のカウンターでセンスよくまとめられています。
銀のポットは冷水、白のポットでお湯を沸かします。
カウンター右下の格子扉の中は冷蔵庫。

冷蔵庫上段に置かれたドリップコーヒーは無料サービス。
下段の飲み物は有料です。(宿泊プランによるみたいですが)
カップや茶器も、好みに合うデザインでした。
緑茶は下段左側の箱の中にあるティーバッグでしたが。

お迎え菓子は箱根強羅餅。
私は夕食に備えてパスしたのですが、2個食べたのっぽさんに
よると、なかなか美味しかったようです。

大浴場もあるので、鍵が2個あるのは助かりますね。
このローテーブルも神代けやきで、釘を使わない「ちぎり」という
工法で作られているそうですよ。


我が家にとってこのお部屋で改善してほしい点が1つあって
アンケートにも書かせていただいたのは、照明が暗いことです。
間接照明でお洒落なんですけれど
お宿で読書をすることが多い私達には、夜になると暗かったのです。
フロントで読書用に電気スタンドを借りられないか伺ってみましたが
そういった用意は無いとのことでした。
行燈を追加でお借りしたのですが、それではちょっと辛かったので
その点が改善されると嬉しいなぁ〜
次回行く場合は、家から電気スタンド持参しようかな。

クローゼットは客室のドアを開けてすぐ右手、お部屋の手前に
あります。浴衣は一人に二枚ずつ。
のっぽさんは特大に、私は小にしていただきました。
トイレはクローゼットの隣(間取り図がお宿HPで見られます)。
蓋の開閉まで全自動タイプでした。
手洗いが別でタオルもあり、使いやすかったです。

洗面台も木のカウンターでお洒落。
(でもメンテナンスは大変そう。。高級旅館だからできるのかな)
バスタオルは一人二枚あります。
クレンジング・化粧水・乳液はポーラのエステロワイエシリーズ。
ヘアゴムや麺棒・コットンもありました。

洗面室兼脱衣所の隣は、シャワールームになっています。
椅子が無いのが残念かな〜、スペース的にしょうがないのかも。
ポーラのシャンプー・コンディショナー・ボディソープが
ありました。

そしてお部屋の露天風呂〜♪
湯船の縁からあふれるお湯、かけ流しです☆

入浴時目線。

ちなみにこちらは、翌朝の入浴時目線です。箱根の山並みを眺めながらの湯浴みは格別ですよ♪

立ち上がると駐車場が見えるので、向こうからも見えるかも?
出入りの際にだけ注意すればいいと思います。
ベランダの右手下に見える屋根は、大浴場です。
それでは次は大浴場へGO!

大浴場へと通じる通路も畳敷き。
床暖房が入っているようで、素足でも冷たくありません。

まずは女性用大浴場からご紹介しましょう。
(男女入れ替えは無かった記憶です)


洗面台スペースは、個室ブース風に区切られています。
ブースは4つだったかな?全室露天風呂付きということもあり
大浴場はあまり混まないと思うので、充分ではないでしょうか。
アメニティの3点セットは、お部屋にあったものと同じです。

脱衣棚もちょっと寄木細工風?のデザインですね(^^)
正面のテーブルには冷水と麦茶のサーバがあり
湯上りにすぐ水分補給したい私には高ポイント☆
脱衣棚の向かいにはマッサージチェア。
試していないのですが、無料だったと思います。


バスタオルも浴用タオルも大浴場に準備されているので
お部屋からは手ぶらで行けますよ。
冬なので内湯は湯気いっぱいで、写真がイマイチなのですが・・・
とりあえずシャワーブース。仕切りがあり使いやすかったです。

女性用の内湯はL字形で、右奥には寝湯もありました。
入浴時目線。大きな窓からの見晴らしがよく
なかなか開放感のある内湯でしたよ。

露天風呂は右側の陶器の湯船と、左下の岩風呂があります。
デッキチェアもありますが、さすがに真冬にはここで寛げません(^^;

陶器の露天風呂からの入浴時目線。冬枯れの木立の向こうに、箱根の山並みを望めます。

階段を降りて、岩風呂にも入ってみます。
もちろん悪くはないけれど、上の陶器のお風呂のほうが眺めが
よいので、やっぱりそちらが人気のようでした。

続いて、男性用大浴場へ。

こちらも女性用とほぼ同様の作りのようです。
脱衣棚の扉付きの部分は鍵もかかるので
用心したい方にも安心ですね。


女性用大浴場と同じマッサージチェア。
ブース風に区切られた洗面台スペース。
女性用よりも数は少なく、3つだったようです。
もちろんこちらにも、タオル類はたっぷり用意されていました。



冷水と麦茶のサーバもありました。

洗面台に置かれているアメニティ3点セットは
女性用とは異なり、ヘアトニックとアフターシェーブローションと
もう一つ整髪料?のようでした。


シャワースペース。
浴槽は長方形だったそうで、話を聞くと女性用のほうが広いように
感じました。


男性用の露天風呂も、陶器の湯船と岩風呂の2つあります。
まずは陶器のほうから。

デッキチェアは1つだったようですね。

下右の写真が入浴時目線です。



女性用と同じく、岩風呂へは階段を下りていきます。
広さも同じぐらいで、3人ぐらいならゆったり入れるでしょうか。

入浴時目線。

ちなみに成分分析表を見ると、加水あり・加温なし・循環なし・
衛生管理のため塩素消毒あり、でした。

でも塩素の匂いは全然感じませんでしたし、
お湯の投入量も多く、かけ流しで満喫できましたよ。


お風呂を満喫した後は、お楽しみの夕食です。
お食事は18:00開始と18:30開始からの選択で、私達は18:30開始でお願いしました。
場所は1階の食事処になります。
食事処は、個室風に仕切られていますが声は筒抜けで、今回はたまたま声の大きいお客様がいらっしゃったようです。。。
飲み物はいつも通り下戸の私達は、ウーロン茶@400円のオーダーでした(^^ゞ

前菜 白和え
海月 占地 三度豆 天盛り松の実
汲み上げ湯葉 蒸し雲丹
才巻海老 子持ち昆布 わかさぎ甘酢煮

どれも美味しかったです♪個人的には、特に湯葉&雲丹がヒット☆
わかさぎも柔らかく、白和えは薄味で口に合いました。

←マウスを載せると、蓋を取った写真に
 なります。

小吸物 雲子新丈
のし人参 蓬麩 鶯菜 千枚蕪 
ぶぶ霰 吸口柚子

こちらも薄味です。
新丈がふわふわでした。


お造里 鮃へぎ造り 
鮪 牡丹海老 あおり烏賊

新鮮☆真ん中下の黒い台形のものは
水前寺のりとのことで
お造りと一緒にいただくと、また違う
風味が楽しめました。

炊き合せ 鯛の子旨煮
海老芋 棒湯葉 紅葉麩 
針人参 天盛り木の芽

プチプチした鯛の子と
ねっとりした海老芋の
取り合わせがグー☆でした。

台の物  飛騨牛ステーキ
洋南京 エリンギ パプリカ
椎茸 岩塩 ぽん酢

ジャカジャカジャーン☆
(↑ポルポさん風^^)
美味しくないワケがないでしょ〜

←マウスを載せると、焼いてる途中の
写真になります。


焼き物 銀鱈西京焼き
鮟肝の有馬煮 はじかみ

脂ののった銀鱈には
すだちを絞ってさっぱりと
いただきました♪
鮟肝もウマウマ(^^)

蒸し物 鯛かぶら蒸し

留椀  赤味噌仕立て

ご飯  ちりめん山椒

香の物 三種盛り

かぶら蒸しの中には
ほっこりした百合根が入ってました。
ご飯も美味しかったです。

(ご飯のお代りを聞いてくれなかったのだけが
ちょっと残念でした^^;)

水物 旬のもの

果物の盛り合わせと
抹茶ケーキ。
個人的には、抹茶ケーキは
無くてもいいかな?と思いました。

果物はちょっとずつ種類が楽しめて
よかったです。

ここまで1時間半弱で、たぶん他よりも
ペースの速い私達に合わせて配膳して
くださった担当の女性の方に感謝です。
一生懸命で好感のもてる方でした(^^)

朝食も、昨夜と同じ食事処でいただきます。
時間は、7:30〜9:00の間で選択できた記憶(曖昧です^^;)
こちらは、既にお食事を終わられていた方のスペースです。
豆腐の朴葉味噌焼き。
香ばしくて美味しいのですが、焦げやすかったです(^^;

焼き魚は2種類あって、
大皿から取り分けてくださるのですが
冷めていたのが残念でした。

右上の茄子とがんもの炊き合せが
美味しかったです。

そして・・・左上のフルーツには
ひっそりとパセリが鎮座。
パセリフルーツ、久しぶりです(^o^)

五穀粥かご飯を選択でき、
私達は二人ともおかゆにしました。

卵焼きは温かく、出汁たっぷりで薄味。

お味噌汁には大粒のあさりが
入っていました。

普段は朝は軽めの私達ですが、
旅先では朝からしっかりいただきます
(^-^)

11時にチェックアウト後、お宿の方にお願いして
駐車場に車を置かせていただき、ロープウェーに乗ってみました。
強羅花扇は、ロープウェーの早雲山駅から徒歩1分なので
車利用ではない場合にも、箱根観光にはとても便利な立地だと
思いますよ。

雲ひとつない、というワケにはいきませんでしたが
青空をバックにした霊峰富士の眺めを堪能できました。



我が家にとってはハイクラスの価格帯のお宿「強羅花扇」に今回チャレンジしてみましたが
全体的に高価格帯の宿が多い箱根にあって、この価格(じゃらんポイント利用で25,000円台)で
お部屋にかけ流しの露天風呂付きなら、充分満足できる内容でした。

こちらのお宿の売りは、やはりかけ流しのお湯と飛騨牛☆だと思いますが、
飛騨牛のみでなく、全体的にお料理は美味しかったです。
私はあまりグルメではなく詳しくないのですが、薄味で関西風?なのかしら。

我が家からは車で2時間かからず交通費も安くすむので、今回のようにじゃらんポイントなどが利用できれば(←庶民・・・)
再訪度は高いと思われます(^-^)


私達の宿泊時に利用した【じゃらんネット】で花扇を見るにはこちら



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