神奈川 湯河原温泉  おやど瑞月 (2012年11月泊)

2012年11月、今回は湯河原温泉のおやど瑞月に4回めの訪問です。
私もですが、特にのっぽさんがお気に入りで
「(温泉旅行は)毎回瑞月でもいいよ?」とすら言うのっぽさん(^_^;(いや、違うところにも行こうよ・・・)
相変わらず全ての面において安定した質で、我が家の好みに合ったお宿でした。
2回め(2008年)、3回め(2011年)の訪問時はレポの作成をさぼってしまったのですが(^^ゞ
今回は、初回訪問(2007年5月)以来5年半ぶり?に、ご紹介してみますね(^^)

<宿泊プランなど>
じゃらんネットから申し込み
プラン:こだわり懐石料理&源泉掛け流し100%を堪能♪
部屋タイプ:和室10畳+広縁2畳
宿泊料金:金曜日泊 2名1室一人当たり21,000円
     (税・サ込み) ※入湯税150円は別途
IN/OUT:15:00チェックイン 10:30アウト
部屋数:5室 



昨年末以来の訪問、変わらず落ち着いた佇まいの門構え。
打ち水されたアプローチが迎えてくれました。
左側のもみじが少しだけ色付いていました。

お香のほのかな香りが漂う館内に入ると
栗の実がディスプレイされていました。

(じゃらんから登録済みなので)名前と電話番号のみ書いて
チェックイン。
そのまま若女将にお部屋へと案内していただきました。

今回のお部屋は、2階のもみじです。

シンプルに整えられた室内。
このクッション風の座椅子、ずるずるとお尻が滑らずに
使いやすいです。

飾り棚の電話機の下に敷かれているクロス、
柄がちゃんと紅葉になっています。

以前泊まったお部屋「桔梗」や「萩」でも、
お部屋の名前とあわせられた小物に
心配りを感じました。

床の間に飾られた額も紅葉。
(私が適当に取った写真があまりにも斜めだったため(^_^;
トリミングしたら、全体がわからない写真になってしまいました)

また、こちらの瑞月ではいつ訪れても
床の間に生花が飾られているのも、個人的に高ポイント☆



高台にある宿の2階のお部屋なので、大きな窓からの
眺望はなかなかよいです。
若女将が緑茶とかるかん饅頭を持ってきてくださって、
一息つきました。のっぽさんはこのかるかんがお気に入り♪

冷蔵庫は広縁部分にあります。
奥に浴用タオルかけがありますが、バスタオルかけも別途
用意されていて便利でした。
冷蔵庫は、ペットボトル500ML×4本ぐらいなら入るかな?
後から、棚の上の冷水も持ってきてくださいました。

浴衣は一人一枚ですが、案内を見ると
追加をお願いすれば持ってきてくださるそうです。
のっぽさんは特大、私は小に変更していただきました。

アメニティがカゴに入っているのが、前回と変わった点です。

掃除が行き届いた洗面台にも生花が飾られています。
ペーパータオルとティッシュがあるのも便利。
お手洗いにも生花が。
タンクの上に置かれているのはお香かな?

一息ついたので、お風呂へ行くことにしました。
お風呂へのアプローチ、奥の紺の暖簾がお風呂入口です。
湯上り処には、いつものレモン水。
湯上り後は乾いた喉を潤してくれました。

湯上り処に飾られた生花。
瑞月では各所にお花があって、目を楽しませてくれます。

大浴場(というほどの規模でもないのですが)は
奥が女湯、手前が男湯、入れ替えはありません。

まずは女湯から。桜模様のすりガラスのある脱衣所。
洗面台スペース。

奥からディープクレンジング、へちま化粧水、へちま乳液。
シャワーキャップや綿棒もあります。
シャワーは3つ。5室のお宿なので足りないコトはありません
でした。黒い洗顔石鹸(炭系?)もありました。

内風呂。源泉かけ流しで、お湯が縁から溢れます。
露天。一番風呂だったようで、表面と底の温度差がありました。
のっぽさんは男湯で、歩いてかき混ぜたらしい(笑)

露天の入浴時目線。

メインの道路からは
300mほど急坂を
上がってくるので
車通りも少なく静かです。

鳥のさえずりを聞きながら
のんびりリラックス〜♪

露天前に植えられた紅葉は
色付くのが遅いそうで
例年年末〜年明けぐらいに
見頃になるそうです。

続いて男湯。シャワーは3つで、女湯とほぼ同じ造りです。
内風呂は、女湯のほうが二面に窓があるので明るいかな。

男湯の露天からの
入浴時目線。

これは翌朝撮ったもので
逆光で暗くなって
しまいました。

男湯の露天前の紅葉を、部屋から撮影。
上のほうだけ色付いてきていました。

若女将によると、
日当たりなのか、湯船からの湯気によるのか
女湯の紅葉のほうが、色付きが遅いのだそうです。

お風呂の後は、お部屋で静かに読書を楽しみました。

夕食は18時頃開始(時間は選べません)で
お部屋食なので、少し前に準備に見えます。

銀杏の柄のランチョンシート(?)にも季節感がありますね。

お品書き。

先付:みづきとうふ

定番です。
弾力のある食感と
甘めのくるみ?の餡が合います。

我が家はお酒は嗜まないと伝えたら
ほうじ茶を淹れてくださいました。

前菜:(お品書きを参照して下さい^^;)

どれも美味しい〜♪
「やっぱり瑞月は美味しいね(^^)」と
のっぽさんと再確認。

秋らしく菊の花があしらわれたお椀です。

←マウスを載せると、蓋を取った写真になります。

きつねと秋野菜のお吸い物

薄味で私達夫婦の舌には合いました。


お造り:
鮪、天使の海老、平貝、モンゴウイカ、
カンパチ、の5点盛り。

お酒を頂いていないので、ご飯を早めに出して頂きました。
炊きたてのご飯がウマ〜♪
ホント瑞月は、いつもお米が旨い☆
萩から取り寄せているとの紫蘇わかめが、
またご飯に合う〜!


お凌ぎ:栗ごはん

白いご飯も美味しくて止められなかったけど(笑)
栗ご飯も、これはこれで美味しかった☆


焼肴:甘鯛若狭焼き 長芋紫蘇巻き

熱々の焼き立て状態で運ばれてきました。
すだちを絞ってさっぱりと頂きました 。
長芋も、箸休めにちょうどよかったです。

温物:鰆かぶら蒸し

←マウスを載せると、蓋を取った写真になります。

こちらも熱々。ふんわりとしていて、優しい味で
好みに合いました。


中皿:鳥つくね

甘めの味付けが好みで、ウマ〜♪
こうしてちょっとだけお肉系のお料理が出るのも
のっぽさんには嬉しいみたい。

後で、男湯で整頓に見えた若旦那に、
「(食事の量が)足りないかもと思ってつくねを
大きめにしておきました(笑)」と言われたとのコト。
冗談?かもしれないけど、大きめのつくねでした(笑)


酢の物:牡蠣叩き風作り

酢の物まで手が込んでいて、さすがだ・・・


お食事:ご飯と香のものは先に出していただいたので
    ここでは赤出汁のみ。

赤出汁の実がオクラって、意外性がありました。
また家ではオクラのヘタは落とすんですが、
入ってたコトにまた驚き(笑)。


デザート:季節のフルーツのゼリー寄せ

白いご飯とふりかけの紫蘇わかめが美味しくって
お櫃をからっぽにしたので(笑)
この時点ではかなり、お腹が苦しかった〜(^_^;
でも、そんなお腹にもさっぱりと入っていくデザートでした♪

うん、やっぱりココのご飯、私達夫婦はお気に入りです。


食後は、ほうじ茶のポットを新しく持ってきて
くださいました。

秋の夜長の読書の傍ら、温かいほうじ茶が美味しかったです。


敷き布団は厚めでほどよく固いマットレスで、
気持ちよく休めました。

翌朝はけっこう冷え込んだ日でしたが、エアコン無しで
眠れましたし、隣室の音も気にならなかったです。




朝食は、8時と8時半で開始時間が選べます。我が家は8時でお願いしました。
ランチョンシートは隠れてしまっていますが、秋の花「萩」の図柄でした。

ご飯の右側が、瑞月の朝食で定番の揚げ餅です。
相変わらず初回訪問時から変わらない、質の高い朝食だと思います。

鯵の干物は、後から焼き立て熱々で運ばれてきます。

ほどよい塩加減で美味しい鯵なんですよね〜、これが。


食後のコーヒーを忘れて部屋に戻ってしまったところ
後からお部屋まで運んでくださいました。

のっぽさんは朝コーヒーが欲しい派なので、
これも嬉しいポイントの一つです。

お風呂は10時まで、チェックアウトは10時半なので
朝食後にもう一度温泉を楽しみました♪




今回で4回めの訪問となる湯河原温泉の瑞月、
全てにおいて安定した品質のサービスが提供されるお宿で、我が家のお気に入りです。
お湯も、宿で源泉を持っているためかけ流しで、香りなどの特徴はないですが浴感もツルツルして好みです。
それになんといっても、ココはご飯が美味しい〜♪
温泉宿を検討する時はいつも(?)「瑞月でいいよ」とのっぽさんに言われる我が家ですが(^_^;
新しい宿にもチャレンジしつつ、今後も瑞月はリピートしていくと思います。

じゃらんで瑞月を見るにはこちら

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