山梨 石和温泉  旅館深雪温泉 (2012年11月泊)

2012年11月、今回はお湯重視で以前から個人的にチェックしていた
石和温泉の「旅館深雪温泉」に行ってみることにしました。
振り返ってみると、なんとここ2年ぐらい、我が家は神奈川&静岡の温泉地にしか行っていなかった(^_^ゞので
久しぶりの遠出?(近いでしょ!ってツッコミありそうですが 笑)になります。
ネット上にもほとんど情報がないチャレンジ宿。さてどんな感じだったでしょうか・・・?

<宿泊プランなど>
お宿のサイトから直接申し込み
プラン   :お得だネット宿泊プラン(大人2名〜3名1室利用)
部屋タイプ :和室8畳〜10畳間★無料でWi-Fi(無線LAN)対応
宿泊料金  :日曜日泊 2名1室一人当たり15,000円(税サ込)
        ※入湯税150円は別途
       +オプションで
       甲州牛プランのグレードアップ(2名×1,800円)
       貸し切り風呂【ぶどうの湯】(1,500円)も付けました。
IN/OUT:15:00チェックイン 10:00アウト
部屋数:15室 



今回は、新宿駅から特急「かいじ」を利用。
新宿〜石和温泉駅は1時間半ほどなのですぐですよ。

石和温泉駅には15時過ぎに到着。
駅到着後に宿に電話して、お迎えをお願いします。
(予約時にもお迎えを依頼する旨は事前連絡済み)
駅からは車で5分ほどなので、わりとすぐに来てもらえました。

駅前には足湯と、MaxValue がありましたので
おやつ等を買うには便利ですね。

お迎えに来ていただいたスタッフに、全然笑顔が無かった・・・
(貸切風呂の鍵を受け取りに行った際も同じ方でしたが、同様でした)
作り笑顔を振りまく必要は無いと思うのですが
あまりに無表情&おもてなしの気持ちが感じられない印象だと、
ちょっとテンションが下がるかなぁ・・・

宿についてから部屋へ案内していただいた女性スタッフなど
その他の方は、「近所のおばちゃん」的な気さくな笑顔あふれる
接客だったので、ギャップが大きい(^^;


お部屋は10畳。広縁はありませんが2人なら十分な広さです。
空気清浄機もありました。
(タバコの臭いは全然気になりませんでしたよ)
浴衣は直置き。乱れ箱に入れてある宿が多い気もするけど
箱は無くても我が家には問題無し。
のっぽさんは、浴衣を特大に替えていただいたと思います。

金庫はテレビの下にありました。


部屋で仲居さんがお茶を入れてくださいます。
お菓子はしょうがせんべいと干し梅。

鍵は一つです。3階の303でした。
このお宿にはエレベーターが無いため、階段利用に
なりますので、階段が辛い方は、2階の部屋を
リクエストされるのがいいかも。


洗面台は新しめな感じです。
ドライヤーもお部屋(クローゼットの中)にありましたよ。
奥のドアがトイレで、ウォシュレットでした。
洗面台の手前にある冷蔵庫は、空きスペースが無い
タイプですが、上部製氷部分に500mlペットボトル程度
なら入れられます。

お茶をいただき一息ついたので、早速お風呂へ行ってみます。
大浴場は「柿の湯」と「桃の湯」、貸切風呂が「ぶどうの湯」
です。

まずは最初に女性用だった「桃の湯」から。
(夜に大浴場の男女入れ替えがあります。)


入ったところには冷水がありました。
湯上り後水分補給ができるので、中にあるのが嬉しいです。
脱衣所の外にある宿だと、服を着ないと飲めないので。
お湯に自信がある宿なので、「天然温泉」の表示が
誇らしげに2箇所に掲げてありました。

洗面台は3つ。ドライヤーは2台ありました。
椅子もあるので、座って髪を乾かせます。
エステロワイエの化粧水と乳液、男性用の3点セットが
ありました。右側はコットンと綿棒だったかな?

かなり寒い日だったので、湯気がもうもうと立ちこめていて
うまく写真が撮れませんでした・・・
全然この写真映りではわかりませんが(泣)、
お湯が惜しみなくかけ流されているんですよ(^^)
内湯のほうが若干熱めだったかな。

露天風呂は石造り。
お湯が豊富に注がれています。

露天のほうが湯温がぬるめで
個人的に好みだったので
ほとんどこちらにいました。

街中に位置する宿なので
囲われている感じは否めません。

でも空も少しは見えますよ。
道路が近くにあるのかな、車の音はします。

こちら側は全面的に目隠しのすだれがかかっています。
勢いよくお湯が流れ出ているのがわかるでしょうか(^^)
くせのない入りやすいお湯のように感じました。

続いてもう一つの「柿の湯」をご紹介。
こんなベンチと奥には冷水も。

アメニティは桃の湯と同じようですね。

内湯。(湯気でボケ気味の写真ですみません(^_^;)
床をお湯が流れているのが、写真からわかります?
豊富にかけ流されていましたよ♪
泉質のせいか、椅子が若干ぬるっとするのがのっぽさんは気になったそうです

露天風呂へは、内湯にいったん入ってから
右側のガラスの引き戸を開けて行く動線です。
翌朝は雨で更に冷え込んだため、露天風呂も湯気がすごくて。
写真がうまく撮れていなくてゴメンナサイ。

右側2箇所にお湯の注ぎ口があって、それぞれ温度が
違います。朝は寒かったせいかお湯もぬるめだったので
私は熱いほうの湯口の近くでまったり(^^ゞ
スペースがなくて全景を撮るのが難しいのですが、全体は
こんな感じ。こちらも囲われている感じはあります。
天気が悪かったので、暗めに写ってしまいました。
(フラッシュ焚くと湯気で真っ白になってしまうので・・・)

貸切風呂「ぶどうの湯」は21時から予約。
(ネットで宿泊予約時に21時でお願いしていました。)
電話番号が4126(ヨイフロ)なんだ〜(^o^) とウケました。
元々は大浴場的な扱いのお風呂だったのではないかと
思います。貸切風呂としては広々としたスペースでした。
貸切時間は50分間なので、時間にも余裕がありますよ。

シャワーは、入って左側の壁面に2箇所と
手前の壁面に1箇所の合計3箇所、カランは4箇所あるので
グループで一緒に入っても余裕では。

内湯は3〜4人は入れそうな広さです。
内湯のすぐ外に、樽型の露天風呂があります。

露天とはいえ、湯船の近くまでしっかり囲われているので
開放感はありません。
屋根もあり、外は見えなかった気がします。

でも、晩秋の夜の冷え込んできた空気を感じながら
入るたびに「ザバーっ」と溢れるお湯を存分に楽しみました(^^)

大きさは、2人までなら一緒に入れるぐらいです。



それでは続いて、なかなか美味しかった夕食のご紹介を♪ 開始時間は選べたのか?記憶がありません(^^ゞ
ウチは18時でお願いしたようです。部屋食でした。
お品書きの写真も撮り忘れているようなのですが、紙が手元にありますので
それに沿ってお料理をご紹介しますね。

右下: 先付  手造り豆腐
右上: 酢の物 新もずく酢
中央: 前菜  汲み上げ湯葉
 合鴨ロース煮
 本柳葉魚半日干し
 銀杏塩煎り
 牡蠣しぐれ煮
 小豆羹
左 :お凌ぎ 稚魚山椒飯

それほど期待していなかったのですが
手造り豆腐はクリーミーで、
湯葉や牡蠣など前菜も美味しくいただけました。

左 : お造り 鮪・帆立・カンパチ
中央: 蒸し物 真鯛温泉蒸し


真鯛温泉蒸しは、右側の器に入っている
液体が温泉で、それを使って蒸すんですよ。
源泉を持っている旅館ならではのお料理
と言えるかも(^^)

ここまでは食事開始時に並べられていたかと
思います。

別注(1,800円/人)で付けた甲州牛♪

お品書きでは
陶板 甲州麦芽牛の陶板焼き
    ヒマラヤの岩塩でお召し上がり下さい
と書かれていました。

←マウスを載せると、焼いている写真になります

「美味しいじゃん甲州牛〜☆」と夫婦で笑顔(^o^)

のっぽさんはこのお肉の印象が強いみたいで
ご:「石和のレポ書くんだ〜」
の:「あぁ、あの甲州牛が美味しかったとこ!」
的な反応(^_^)

私にはちょっと量が多かったので
のっぽさんに一切れ進呈しました(^^ゞ


焼き物 子持ち鮎の塩焼き

食事開始後20分過ぎぐらいに、熱々の
焼き立てを持ってきてくれました♪

子持ちなので卵がたっぷり、熱々だったので
なおのこと美味しかった〜☆

強肴  甲州名物 鮑煮貝
揚げ物 湯葉真丈・早松茸

こちらも焼き物の後に持ってきてくれました。
揚げ物も揚げたての熱々♪

甲州名物の鮑の煮貝、以前から
知ってはいたのですが、頂くのは初めて。
貝が柔らかくて美味しい☆
揚げ物も、熱々なところに酢橘を絞って
さっぱりといただけました。

のっぽさんと
「ココ、料金の割にご飯が美味しいね」と
盛り上がりました(^^)

煮物 賀茂茄子と富士桜ポークの小鍋仕立て
    山芋とろろ

←マウスを載せると、蓋が開きます

こちらもちゃんと温かい状態で供されました。

ご:「もう苦しい〜、無理」
の:「でも、これはきっと好みだから
   食べてみたら」
ご:(一口食べて)「ホントだ、好きな味♪」


御飯 甲州地鶏と牛蒡の釜飯

確かお食事開始後に火をつけてくれて
ちょうど1時間ぐらいで炊きあがり?
だったかな。

止椀   赤だし
(これも炊きあがりに合わせて熱々で
持ってきてくれます)
香のもの 三種盛り
(写ってないですね(^^ゞ)

ご:「お腹苦しい〜、ご飯は無理」
の:「でもこれも美味しいよ、一口食べてみたら」
ご:(一口食べて)「ホントだ、美味しい♪」

でもさすがに、私は二口でギブアップ(^^;
のっぽさんも私の分までは無理でした。

デザート 手作りシフォンケーキ

かなりお腹が苦しかったので、さっぱりした
果物系のほうが美味しくいただけたかな、と
思いますが、これも悪くはなかったです。

食後はのっぽさん共々、満腹で倒れました(^^;



続いて朝食。畳敷きの大広間のような会場で頂きます。
時間は選べたのか記憶にないですが(^^ゞ ウチは8時開始でお願いしたようです。
正座スタイルなので、膝が痛い人にはツライかもしれませんが
低い椅子を出してもらっている方もいましたので、宿のスタッフに相談するとよいと思います。

わりと味の濃いめのおかずが並んでいました。お味噌汁も私にはちょっと濃かったかなぁ。


朝食の焼き魚の写真がもう1枚あるので
きっと魚の種類を選べたのだと思います(^^?
(記憶が無い・・・)


チェックアウトは10時、雨だったので
また石和温泉駅まで送っていただきました。


石和温泉は、すごく昔(まだレポを書いてない時代)に行ったコトがありましたが
今回久しぶりに行ってみました。新宿から特急1本、1時間半で行けるので、首都圏からのアクセスはイイですね。
今回の「深雪温泉」は、温泉重視で選んでみた宿でしたが、あまり期待していなかった(ゴメンナサイ^^;)
お食事が予想以上に美味しくいただけました。
私にはちょっと量が多すぎたけれど、甲州牛を追加しなければ完食できた・・・かな?どうだろう・・・?

自慢の温泉も、湯量豊富なので、どの湯船も源泉かけ流しで、惜しみなくお湯が溢れています。
土曜日は価格が上がり、ウチが今回泊まった日曜日も平日より2,000円アップで15,000円でしたが、
コスパはまずまずなのではないでしょうか。
今の時期(3月)なら土曜日しかアップがないようですので、よりお安く泊まれる日を狙うと
さらに満足度が上がるように思います(^^)


じゃらんネットで深雪温泉を見るにはこちら

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