神奈川 箱根強羅温泉  強羅茶寮 (2015年2月泊)

2015年2月、昨年10月のあせび野以来、夫婦共に多忙でなかなか行けなかった温泉旅行に久しぶりに行ってきました。

今回は箱根で2泊することにして、1泊めの金曜日は、仙石原の「湯宿然」で平日限定のプランをゲット〜☆
2泊めの土曜日、この付近のお宿はどこも休前日料金のアップ幅が大きくて、ハイクラスのお宿には手が出せない・・・(^_^;
ということで、じゃらんの空室検索にひっかかった「強羅茶寮」をチェック。
じゃらんの口コミ総合評価も4.4でけっこう高いし、全6室で周囲の環境も静かそう。
今回の旅は、仕事疲れを癒す「静養」が目的だからちょうどいいかも、ってコトでポチっと予約。
全くノーチェック、事前情報もほとんど無いお宿でしたが、さて結果はどうだったでしょうか・・・(^^?


<宿泊プランなど>
予約サイト「じゃらん」から申し込み
プラン名::★人気No1★ 無料貸切風呂付き【2食付プラン】
部屋タイプ:和室10畳+板の間4畳 トイレ付 25u
宿泊料金 :金曜日泊 2名1室一人当たり 16,800円(税サ込) ※入湯税150円は別途
       (宿泊料金を原則宿泊日の3日前までに全額振込み、は初めてだったなぁ)
IN/OUT:15:00チェックイン 10:00アウト


強羅公園内のカフェでランチを食べた後、
「地図で見ると近そうだから歩いてみる?」
と、のっぽさんと二人、歩いて強羅茶寮を目指すことに。
(ちなみに強羅公園からだとケーブルカー2駅分)
この判断をすぐに後悔しました(^_^;
こんな感じの登り坂が続き、夫婦でゼーハーゼーハー息切れしまくり・・・(*_*)

地図では近く見えても、ケーブルカーに乗るか、強羅駅へお迎えを
お願いしたほうがよさそうです。
あ、体力に自信のある方には、ちょうどいい運動になると思われますので
ぜひチャレンジを(^_^)/~

強羅公園を出てから徒歩15分ほど(←途中で2回ぐらい休憩(^^;))で
強羅茶寮に到着しました。

チェックインの15時の5分前でしたが、フロントで記帳の後
すぐにお部屋へ案内していただけました。
全6室、客室は全て2階で、エレベーターはありません。

こちらのお宿では、夜8時・9時・10時〜の1時間ずつ
男女別の大浴場が各部屋での貸切利用になります。
チェックイン時に予約時間を決めるシステムで、ウチは夜9時から
女性用大浴場を予約しました。

お部屋はシンプル&クリーン。

テレビの下に鍵式の金庫。


広縁のテーブルの上にお茶セット。
茶筒の中は茶葉ではなく粉末スティックの梅こぶ茶が4本。
梅こぶ茶も美味しいけど、夜塩分のないものが飲みたかった私達は
白湯を飲みました。ティーバッグでいいので緑茶もあると嬉しいのですが。
冷蔵庫の中は空っぽです。
上のポットも空っぽで、お湯を沸かした後保温はできないタイプ。
冷水ポットのサービスはありません。

冷蔵庫の反対側にクローゼット。バスタオルと浴用タオルが1人1枚ずつあります。
浴衣は中と小が用意されていましたが、合わない場合は廊下に置かれている浴衣と
取り換えてください、との案内がありました。
浴衣と同様にバスタオルも廊下の出窓に積まれていて、足りない場合は
追加して使ってください、とのことだったので、私は2枚使わせていただきました。
何回もお風呂に入るので、2枚あると快適度が違いますよね〜(^^)

バスタオルの上にあるのは、資生堂のクレンジング・洗顔・化粧水・乳液セットで
スキンケア系のアメニティは期待していなかったので、嬉しかったです♪



強羅の上のほうにあるお宿なので、窓の外の景色はこんな感じで
開けています。大文字焼の「大」の字が見えるんですよ。
窓を開けるとベランダがありますが、隣の部屋との仕切りの下の部分は
空いているので、小さい子供は通れちゃうかも。

じゃらんの情報では、お部屋にドライヤーは無さそう(大浴場にあり)
だったのですが、お部屋にもありました〜♪
お風呂上り、体が冷めてからのんびり髪を乾かしたい派の私は、
お部屋にあるほうが使い勝手がよいのです(^^)。
(置かれていた歯ブラシが、前の人が開封した中身が空っぽのもの
だったので、後でフロントに貰いに行ったのは、ちょっとマイナスポイント)

写真は切れていますが、左のドアがお手洗いでウォシュレット。
こちらもシンプル&クリーンでした。

館内1階には、自販機がありました。
ペットボトルのお茶やお水が160円、
アサヒスーパードライの500ml缶は410円でした。

お風呂は1階にあり、男女の入れ替えはありません。
まず最初に女性用の脱衣所から、ご紹介しますね。
カゴは6個で、私は翌朝1度だけ他の方と一緒になりましたが、
それ以外は独占orのっぽさんとの貸切時間でしたので、余裕でした。
棚の下にあるのはベビーバスかと。
洗面台は2つ。椅子もあり、座って湯上りに扇風機で涼むことができます。
右下に写っているのは、除湿器だったかな。

ドライヤーもマイナスイオンタイプの強力なもので
快適に使えました。
日本酒系の化粧水もありましたし、男性用のローション&整髪料も
あったような気がします。

シャワーは3つ。押したらしばらくの間だけお湯が出るタイプではなく
次に押すまでずっとお湯が出るタイプのシャワーで、使いやすかった(^_^)
私は5回入りましたが、椅子等もいつも整えられてましたよ。
シャンプー&コンディショナーは、ハイクラスのお宿にもある
POLAのアロマエッセのもので嬉しい♪
左はピジョンのベビーシャンプー。

奥の壁際が排水溝になっていて、お湯がかけ流されています。
お湯の温度は、私にはちょい熱めに感じましたが
たぶん41度ぐらいかな?透明で癖がなく、サラリとした感触でした。

内湯しかありませんが、窓を開けると冬の外気がひんやりと心地よく、
ほぼ貸切状態だったので静かにのんびり入れました♪

夜の貸切時間帯にのっぽさんと入りましたが、大人二人なら余裕です。
知り合いなら4人、他人なら3人まで余裕をもって入れると思います。

続いて男性用のお風呂です。
案内時の説明によると、廊下の幅の分、男性用の方が脱衣所は狭い
そうです。のっぽさんによると、こちらには扇風機もなかったようです。
洗面台まわりや、スキンケアの備品は女性用と一緒ですね。

シャワーやバスアメニティも同じです。なぜか真ん中に湯かき棒?が
置き忘れられていて、のっぽさんはそのまま撮影したらしい(^m^)
お風呂は男女とも同じぐらいの大きさだと、案内時に説明がありました。

坪庭が見えるのも一緒ですね。
心なしか、女性用のお風呂の坪庭のほうが木が多いような・・・?

お風呂の後は部屋でのんびり、私は読書、
のっぽさんはお昼寝。

夕食は18時開始で、1階の食堂
(↑ダイニングというよりは食堂という雰囲気)で
いただきます。

私達は18時ちょうどぐらいに降りていきましたが、
全6室のうち3室はもう食べ始めていたり、
飲み物をオーダーしていたり、という感じでした。
飲み物も安かったですよ、ソフトドリンクは200円でした。
生ビールはいくらだったかな・・・
飲んでないので忘れてしまいました(^^ゞ

左がお品書きです。

冷水、お茶、ご飯はセルフなので、各自で好きな時に
持ってきます。
こちらがセルフサービスのカウンター。
右から冷水、ご飯(炊飯器)、
お湯のポット、お茶セットです。

ウチはお酒をいただかないので、最初からごはんを
よそってきました。


最初に、前菜と金目鯛の煮付けとお刺身と茶碗蒸しは
並んでいました。

前菜は・・・自宅でも作って食べられるモノって感じかなぁ、
金目鯛の煮付けは美味しかったです。

お刺身は「うーん、近所のスー○ーレベル?」という印象。
(あと卓上にあったお醤油が私達の口には合わなかった・・・)

茶碗蒸しは熱々で口当たりなめらか、普通に美味しかった
です。

車海老の塩焼きは、18:15に登場。
焼きたて熱々で出してくれるので、熱いうちに頂こうとすると
忙しいです。

我が家にはちょっと塩が強めでしたが、香ばしくて美味しかったです。

たしかこの時一緒にお味噌汁も持ってきてくれました。

黒毛和牛の陶板焼き。なかなかいいお肉で
柔らかくてジューシーでした。
ただ、最初の頃に火をつけてくれるので
18:20には焼き上がり、食べるのに忙しいです。

つけだれが市販の焼き肉のたれのような味で
非日常感には欠けるかなぁ(^_^;

マウスを乗せると焼き上がりの写真になりますよ〜

お味噌汁の写真がないようなので、タヌキと一緒に(^^ゞ
「え?タヌキ?!」って思うでしょ?
こちらのお宿、時々タヌキが外に出没するらしく
じゃらんの口コミにも書いてあったんですよ〜

たまたま私達は窓際の席だったので、
シャッターチャンスを逃さずパチリ☆
この後、すぐにいなくなっちゃいました。

特に餌付けしている様子でもなかったのですが
餌を求めて出てくるのかな?

デザートはオレンジのアイスクリーム。
一気出しに近い感じなので
ほぼ食事を終え、こちらのデザートを出して
いただいたのが18:40でした、早い・・・(^_^;

食事場所が少し暑かったので、
さっぱりとしたアイスクリームが美味しかったです。

お布団は、貸切風呂に行っている間に敷いてくれます。
私達の滞在中、館主と思わしき男性+もう1名の男性スタッフ、
合計2名でお食事から案内まで、すべてこなしているように
見受けられました。
なので、お食事中ではなく各部屋でお風呂貸切の時間帯に
布団を敷いているのだと思います。
二人で全部やるのは大変だろうなぁ・・・

寝具は清潔で、気持ちよく休めました。
また、特筆すべきは布団の上に毛布があったコト!
おかげで温かく、エアコンの設定温度を低くできたので
乾燥もあまり気になりませんでしたよ(^^)

全6室で廊下も静か、隣の音もまったく気にならず、
朝までぐっすり眠って疲れを癒せました♪

朝ごはんは8時からで、時間の選択肢はありません。
1階食堂のセルフのカウンター、夜は冷水があったところに
朝はりんごジュースがありました。

続いて右から炊飯器、お湯のポット、お茶セットは夜と同じ、
一番左の赤いポットにはコーヒーがあって嬉しい♪

8時ちょっと過ぎにテーブルについたところ、既にアジの干物は
置かれていました。でもまだ温かかったです。
他のテーブルでは後から持ってきたところもあったので、
一度には焼けないからかと思われます。

固形燃料に火をつけて、出来立てをいただくお豆腐。
熱々で美味しかったです。
写真がありませんが、お味噌汁の具はなめこでした。

10時チェックアウトで9時半までお風呂に入れるので、
朝食後にもう1回温泉を楽しみました(^^)

帰りは強羅駅まで車で送っていただきましたよ〜
同乗したもう一組の方は、早雲山駅まで送ってもらっていたので
リクエストすればそれも可能なようです。


総じてお高めの土曜日の箱根で、税込16,000円台で泊まれて
静かな宿で、かけ流しのお湯にのんびりと浸かって疲れを癒す、という目的にはあったお宿でした。
お食事も悪くはないのですが、私の印象としては価格相応かな(^^;
平日は12,000円台なので、その価格でならお食事もコストパフォーマンスがよいと思います。
強羅駅から送迎もあり、観光ポイントにも近いのでけっこう使える宿なのではないかしら(^^)



じゃらんで強羅茶寮の宿泊プランを見るにはこちら
サイトのTOPページへ    温泉旅行のページへ
inserted by FC2 system