2019年12月、年末の帰省ついでに温泉に行きたいなぁ〜と思ったものの 昨年末に行ってよかった岩井屋は、希望のお部屋が空いておらず。 というコトで、今回は鳥取空港からのアクセスも考慮し鳥取駅からほど近いところにある 観水庭こぜにや、というお宿にチャレンジしてみました☆彡 全く知らない宿だったので、「じゃらんの口コミが高評価だし、まぁ大丈夫そうかなぁ」と 過度な期待をせずに行ったのですが、コレがなかなかよくて♪ 私の周りでも鳥取まで行かれる方は少ないので、あまり需要が無さそうではありますが久しぶりにレポ書きました (^^ゞ |
<宿泊プランなど> こぜにやさんのHPから申し込み 【プラン名】標準会席・四季彩(冬) 【お部屋タイプ】旧館玄水亭(和室8畳or洋室ツイン)※部屋の指定は不可とのこと 【宿泊料金】金曜日泊 2名1室一人当たり 15,000円(税サ入湯税込) 【IN/OUT】15:00チェックイン 10:00アウト こぜにやさんのHPはこちら↓ 観水庭こぜにや |
年末の帰省ラッシュのピークを避け、一足早く羽田から鳥取へ。 強風のため離陸が遅れ、鳥取空港着は40分遅れとなってしまいました。 空港から鳥取駅までの連絡バス&駅からこぜにやまでは送迎、という手もありましたが 到着が遅れたこともあり、無精者の私達夫婦は空港からタクシーで向かいました。 鳥取空港〜こぜにやまでは、確か3千円でお釣りがちょっとあった記憶です。 ※最初2千円でちょっとお釣りが・・・と書いてましたが、たぶん間違えてました(^^ゞ |
エントランス。 お正月が近いので門松が飾られていました。 タクシーから降りると、すぐにスタッフの方が 荷物を持ってくれました。 ロビーの椅子でチェックイン手続きをしている間、 荷物は先に お部屋へ運んでくださいます。 |
今回私達が泊まる玄水亭は、ロビーの先にある ドアからいったん外に出て右側にあります。 屋根はありますが外なので、冬はちょっと寒いかな(^_^; 屋根の無い踏み石を突っ切れば10m弱ぐらいの 距離感なので、私達は問題なかったですが。 ちなみに新館の白水館は、ロビーから外に出て左側です。 大浴場や貸切風呂も左側の先にあるので、 玄水亭から大浴場までだと30mは外を歩きます。 この日は風が強かったので、お風呂上りはちょっと 寒かったです。 街中にあるので、後ろにはマンションが見えてますね〜。 |
今回のプランでは和室か洋室かはお宿におまかせで、 二階の和室でした。 ウチはどちらでもOK。 木造二階建てで階段利用なので、階段がツライ方は 新館の白水館・碧水亭を選ばれたほうがよいですね。 建物は古いのでしょうが、廊下などもきちんと お掃除&必要なメンテナンスはされていますので 気持ちよく滞在できました。 wifiもバッチリで、ストレスなくダウンロードした kindle本で読書三昧でした。 |
和室8畳+広縁で、二人には十分な広さです。 お部屋の隅に鍵式の金庫あり。 お茶セットの写真は撮ってないですが たしか茶筒にパックじゃない緑茶が入っていたはず。 後で淹れて飲みましたが、普通に美味しかったですよ。 |
お部屋へ案内してくれたスタッフの方が お茶を淹れてくれました。 お迎え菓子は、鳥取銘菓のいなばの白うさぎ。 福島銘菓のままどおるに似ていて好きな味(^^) 蟹の別注料理のメニューもありましたが ウチは特にお願いせず、通常メニューのままいくことに。 お部屋にるるぶが置いてあるのは珍しいですね〜。 お持ち帰りしないように、とのお願いが添えられて いました。 |
鍵は2つあるので、大浴場へ行く際に便利でした♪ 鍵を入れるケースがあるのもGOOD☆ (場所が決まっていると、どこに置いたっけ・・? とならないので。ウチの場合 f^^;) 右下にあるのは、こぜにやさんのHPから直接予約すると いただける館内利用券。500円分×2枚です。 館内の売店や、夕食時の飲み物代として利用できますので 私達も夕食時に使いました。 |
そうそう、上で書き忘れていましたが チェックイン時にロビーで女性は色浴衣を選べます。 サイズもたしかS、M、Lの三種類あったので 背が低い私はSサイズが選べてよかったです(^^) クローゼットにも浴衣は入っていましたが、 のっぽさんには、後から3Lサイズの浴衣を持ってきて くれました。長身でもつんつるてんにならずイイ感じ。 湯上り足袋もありました。 バスタオル&浴用タオルは一人一枚ずつですが お布団を敷く際にもう一枚ずつ追加してくださいます。 歯ブラシなどは持参のものを使ったので 右側のかごの中のアメニティは未確認なのですが(^^ゞ 歯ブラシ、シャワーキャップ、レザー、ブラシは あったかな。 |
広縁側にテレビ。 大きくはないですが、温泉宿ではニュースと天気予報 ぐらいしか見ないので問題なし。 |
街中の宿なので、お庭の先にはマンションが見えたかと。 この日は寒くて、障子を締め切ってほとんどお部屋に いたので、景色は気になりませんでした。 特筆すべきは、元々あると思われる木造の窓の外に アルミサッシがあって二重になっていること! 木造のお宿では、窓から隙間風が入って寒かったり 風でガタガタと音がするコトが過去に何度かあって 今回はそれも覚悟のうえで安い旧館を選んだのですが(笑) この二重窓のおかげで杞憂に終わりました(^▽^)/ 「この窓のメンテはいいね〜」とポイント急上昇↑☆彡 |
冷蔵庫は空っぽです。 旧館の玄水亭の入口を入ったところに 飲料の自販機があり、市価でした♪ ウチもそこでお茶などを買いました。 |
洗面台は踏み込み部分にあります。 右側の蛇口からはお湯が出ました。 ドライヤーも快適に髪が乾かせました。 タオル掛けにタオルもあって使いやすい。 (小さいハンドタオルが数枚置いてある宿 (主に高級系)もあるけどこっちのほうが 実用的な気がする小市民(^_^;) ハンドソープのみで化粧品のアメニティは 無いので持参要です。 お手洗いは和式から改装した雰囲気で ちょっと足元が狭いですが問題なし。 ウォシュレットも付いてます。 構造上、蓋を付けられないとの記載が ありました。 |
お茶を頂いて一息ついたので、いざお風呂へ。 こんな感じの外廊下を通って行きます。 左側に見える特徴のある屋根の部分が男女別の大浴場。 右手奥にもうちょっと進んだ先が2つある貸切風呂です。 宿の名前に観水庭とついているように 左側に池があって鯉がたくさん泳いでいます。 ロビーの一隅に鯉の餌(無料)が置いてあって いつでも自由に餌やりができるので お子様連れの宿泊客の方が楽しそうにやってました。 |
大浴場のある建物に入ると、まずは湯上り処があります。 鍵が2つあるので待ち合わせはしなくてもよさそうですが 新聞や雑誌などが置いてありました。 |
上記の畳スペースの向かいには冷水とレモン水。 湯上りの水分補給には嬉しいサービスです(^▽^) レモン水は、ホントに水+レモンのみという感じで けっこう酸味が強いけど、酸っぱいもの好きの私には 問題なし♪ (のっぽさんには酸っぱすぎた模様・・・) |
男女別大浴場は、たしか夜に入れ替えがあったはず。 こちらは、初日に男性用だった「家持の湯」。 (今回は女性用だった方は写真が撮れませんでしたが 設備は大体同じぐらいの数の印象です。) 洗面台は4つ。 ヘアトニック類はありますが乳液系はなかったそうです。 (女性用にはクレンジングも化粧水&乳液もありました) |
脱衣かごは12個。 新館・旧館あわせて24室の規模なので、十分でしょう。 のっぽさん利用時も、貸切状態では無いにしろ 空いていたそうです。 ただ、日帰りプランもあるようなのでもしかすると 混むときもあるのかもしれませんね。 左手には鍵付きのロッカーもあって安心です。 |
シャワーは水圧も強くて快適に使えました。 ボディソープ、シャンプー、コンディショナーと 洗顔せっけん、軽石がありました。 |
木で縁取りされた湯船です。 女性用は石だったので造りが違いますね。 こぜにやさんのHPを見ると 源泉について ■区分:天然温泉自家噴泉かけ流し式(循環ではありません。) ■源泉:温度56℃ ■効能:美肌作用、冷え性、肩こり、腰痛、筋肉痛、 婦人病、ストレス解消など ■その他:夏季のみ一部加水する場合がございます。 と書かれていました。 女性用大浴場に入った際も、投入量多めのかけ流しで つるっとした肌触りを感じられるイイお湯でした(^―^) |
露天風呂。 街中にあるお宿なので、景観は望めませんが 外の風を感じながらの湯浴みもいいですよね。 のっぽさんには温度がぬるかったようで こちらにはあまり入らなかったそうです。 |
露天風呂の湯船の隣には、こんな感じの小庭とベンチが あって、気候のいい時期はここで涼むのもよさそうです。 真冬の寒い日だったので、今回は写真を撮っただけで 退散です。 |
ロビーから大浴場へつながる外廊下を、さらに右奥に ちょっと進むと貸切風呂があります。 この写真の左側が大浴場、右奥が貸切風呂です。 写真は撮り忘れましたが、ロビーを出たところに 電光掲示板があって、空き状況を確認できます。 貸切露天:二人静香 貸切内湯:なでしこ の二つがありますが、私達がチェックイン後は両方とも 埋まっていました。 |
夜22時頃来てみたら、なでしこの方が空いていたので 入ってみました。 写真は撮り忘れましたが、お手洗いと、脱衣所に洗面台は ありますが、化粧品類やドライヤーはありません。 おそらく長時間の占有を避けるためでしょうか、 そのほうがよいと個人的には思います。 髪は大浴場かお部屋で乾かせばよいですし。 貸切露天はシャワーも外のため、洗う時に寒そうなので 内湯のほうが空いていてラッキーでした♪ |
外は坪庭になっていて、窓も開けられます。 ちょっとだけ開けてみましたが、寒かったので すぐに閉めました f(^_^; |
石造りの細長い湯船です。 ちょっと幅は狭めですが、二人ならゆったり入れます。 縦に長いので、のっぽさんもしっかり足が伸ばせました。 右手前の部分が一段高くなっているので 半身浴も可能ですよ。 側面から出ているお湯の投入量がかなり多いようで お湯がザバーっと溢れても、数分でまた縁までいっぱいに なります。フレッシュなお湯が気持ちよかった♪ それもあってか、大浴場よりもちょい熱めで 私の体感的には42度弱ぐらいかなぁと思いました。 |
シャワーは2つ。 シャンプー類は大浴場と同じです。 シャワーと浴槽の位置がちょっと近いのですが 貸切風呂なので問題ないかと思います。 こちらのお風呂が気に入って、翌朝もココに入りました♪ 空いていればいつでも自由に入れる貸切はよいですね〜 |
夕飯は18時or18時半から開始時間が選べた?ような記憶です。 我が家は18時でお願いしました。 夕食会場は、新館の白水館にあるお食事処で、畳敷きの和室にテーブル+椅子のスペースでした。 特に衝立等で仕切られてはいませんでしたが、隣の席との間隔はあるのでそんなに気になりません。 もちろん賑やかなお客様の声は響いてましたけどね(^_^; お品書きです。 |
お食事開始前に並んでいたもの。 蟹コースのプランでの予約では なかったのに 思いのほか蟹があって嬉しい(^^) 先付:かに味噌豆腐 かに味噌の風味がクリーミー♪ 前菜:五点盛り・・内容忘れちゃった(^^ゞ 右端の煮凝りが美味しかった記憶☆彡 お造り:四点盛り・・内容忘れちゃった(^^ゞ 甘エビが美味しかった記憶☆彡 右上は酢の物にあたる茹で蟹で 左下の土佐酢をつけて頂きます。 本場の日本海の蟹は美味しい! 酢の物にしてはボリュームあって 大盤振る舞いです(^▽^) |
左上は かに辛味鍋 あしらい一式 こちらもけっこう蟹の量あります☆ 辛味鍋とあるけど、それほど辛くは なかったです。 辛い物が苦手なのっぽさんでも 美味しく頂きました。 飲み物にソフトドリンク(二人とも ウーロン茶)をお願いしたところ、 ご飯を早出しするか聞いてくださった ので、お願いしました。 鳥取産のこしひかりが美味!! のっぽさんがお代わりをお願いしたら 次からはお櫃でくださったので 気楽にお代わりできてよかったです(⌒∇⌒) 留椀のつみれの澄まし汁もいいお味 でした。 |
洋皿:黒毛和牛のロースト 赤ワインソース 実は撮影前に一切れ食べちゃって 私のお皿から一切れ移動して取り繕ってあります(笑) 海鮮系の和風のお料理が続くので 目先が変わって、アクセントになってよかったです。 お肉はとっても柔らかくてジューシーでした( *´艸`) |
煮物:鰤大根 私達のイメージする鰤大根は茶色の煮物なのですが イメージと違いました(笑) 鰤の切り身が肉厚で、結構ボリュームがあります。 比較的薄味で、大根に味がよく染みていました。 私はお腹が苦しくなって半分のっぽさんへ。 |
蒸物:かに饅頭 柚子餡掛け のっぽさんは 「コレが一番美味しかった!」とのこと(^^) ふんわりと優しい口当たりのすり身の中に 蟹のうま味を感じる一品。 柚子の香りがするとろっとした餡がよく絡みます。 |
だいぶお腹が苦しくなってきたところですが、ココで 揚物:海老とかにの天婦羅 野菜 岩塩 熱々サクサクの天婦羅、お腹いっぱいでも 別腹に入りました(⌒∇⌒) さつま芋もホクホクで美味しい。 左側はたぶん小玉ねぎだったかなぁ(^^?失念・・ このタイミングで、ほうじ茶を淹れてもらいました。 接客は、お部屋への案内もしてくれた若い女性スタッフで とても感じがよかったです。 蟹で手が汚れることもありお絞りは二回替えてくださって おかげ様で気持ちよく食事ができました。 |
水菓子:季節の品 ということで、 梨、コーヒーロール、柚子のゼリーでした(たぶん)。 だいぶお腹は苦しかったですが、少量ずつなので これも別腹に入りました。 時間は一時間半ちょっと、蟹に時間がかかるので 我が家にはよいペースで出してもらえました。 最後まで美味しくいただいたし、 蟹尽くしのお料理に大満足☆彡 ご馳走様でした(*^^*) |
お部屋に戻るとお布団が敷いてあり 冷水も届いていました。 朝食の時間と場所のメモも添えられています。 朝食の開始は、7時半or8時or8時半から 選べたような気がしますが、定かではありません(^^ゞ |
お布団の枕元には、替えのバスタオルと浴用タオルが ありました。 てっきり一人一枚ずつだと思っていたので嬉しい♪ この後貸切風呂に行った際に使いましたよ。 |
朝食は8時からでお願いしました。 昨日と同じ新館の食事処です。 焼海苔の上にあるのは とうふちくわ、鳥取の郷土料理 なんですよ。 温泉卵に湯豆腐など、 定番のおかずが並んでます。 |
お魚は鳥取産のカレイの一夜干し、 イイ塩加減で美味しかったです。 ちょっと炙って熱々の状態でいただきました♪ のっぽさんはコレが好きなのですが 首都圏のスーパーではあまり見かけない気がします。 |
チェックアウトの際精算したところ、 税・サービス料・入湯税込みで15,000円のプランで 予約し、夕食時の飲み物代は昨日頂いた館内利用券で 賄えたので、お支払いは30,000円ちょうどでした。 しかも、次回使える宿泊券500円×2枚(期限無し)も 頂けて、よりお得な気分に(⌒∇⌒) 鳥取駅までは10分ほどで歩ける距離ですが、 送迎もあるので私達は送っていただきました。 お世話になりました♪ 【番外編】帰りの寝台特急サンライズ出雲レポ↓ サンライズ出雲レポ |
今回は、今まで全くノーチェックだったこぜにやさんにチャレンジしてみたのですが、かなり当たり☆彡でした(^▽^)/ お宿を後にしてからのっぽさんとも、「期待してなかったけどなかなかよかったよね(^^?」と言い合ったぐらいです。 鳥取駅から近くてアクセス良好、お部屋も(私達が泊まったのは)木造ですがお掃除はきちんとされていて サッシのおかげで風などの音も気にならずに眠れたし、かけ流しでお湯もよくてバスタオル&浴用タオルは二枚ずつあるし、 二つある貸切風呂は空いていればいつでも入れるし。 何といっても、お料理が料金以上の内容とボリュームでした。 あと、スタッフの方が皆さん気持ちよかったです。 昨今のお宿で時に感じる人件費を削減されている気配もなく、教育も行き届いているように感じました。 また帰省の際には、伺いたいと思います! |