静岡 伊東温泉 伊東遊季亭 (2020年2月泊)

2020年2月、6年ぶりに伊東温泉の遊季亭に行ってきました。
今回は、のっぽさん勤務先の福利厚生で使える補助を年度末までに使いたいなぁというコトで
希望の日程で連泊可能という条件で探しました。
連泊なので
・近くにランチができるところがある
・ある程度の規模の宿(連泊の場合、小規模だとメニューを変えていただくのが大変でご迷惑かなと(^_^;)
のほうがいいかな〜と考え、
伊東の街中にあってランチや買い物に困らないロケーションの遊季亭に再訪してみました。

<宿泊プランなど>
勤務先提携の福利厚生のサイトから申し込み           ※じゃらんや楽天との提携があって、今回のプランは楽天提携でした
【プラン名】【1日3組限定】伊豆の桜めぐり★お一人様3,000円引き♪さらに桜の特典付き
【お部屋タイプ】和室10畳
【宿泊料金】2名1室一人当たり 一泊20,000円(税サ込) ※実際はここから福利厚生の補助分減額なので評価は甘めかもです
【IN/OUT】14:00チェックイン 12:00アウト
↓遊季亭さんのHPはこちら
伊東遊季亭

今回は、二日分の食事+ランチもあるので分割してアップします。
スクロールが長くなりそうなので(^^ゞ以下の目次クリックで該当箇所に飛べるようにしますね。
◆初日の道中〜部屋◆
◆初日の貸切風呂◆
◆初日の夕食◆
◆二日目の朝食◆
◆大浴場1◆
◆二日目のランチ◆
◆二日目の貸切風呂◆
◆大浴場2◆
◆二日目の夕食◆
◆三日目の朝食&ランチ◆


◆初日の道中〜部屋◆
今回はいつもの湯河原や箱根よりちょっと遠いため、
JRを利用することにしました。

横浜駅から特急踊り子に乗ります。
ちょうど向かいのホームには、スーパービュー踊り子が。
スーパービューの車両は、今年3月で引退だそうです。
普通の踊り子の車両の方がだいぶ古そうだけどなぁ〜
こっちはまだしばらくは残るのかな??

この日は天気が良く、車窓からは雪化粧した富士山を
眺めることができました(^^♪
やっぱり富士山見えるとテンション上がりますよね☆

13:45に伊東駅に到着し、踊り子をお見送り。
横浜からは1時間20分なので、近く感じます(^^)

遊季亭は駅から10分ほどで歩ける距離ですが
タクシーを使っても無料になるサービスがあり、
この日は風が冷たかったので
私達もタクシーを利用しました。

私達の前に駅からタクシーに乗った3人連れの方も
行先は遊季亭でしたよ〜

遊季亭は14時チェックイン12時アウトの
22時間ステイ♪
それもこちらを選んだ決め手の一つです。

14時の5分ほど前にお宿に到着し
まずはロビーラウンジにてチェックイン手続き。
ウェルカムドリンクとして柚子蜜のお湯割りと
しらすせんべいで一息ついた後、
お部屋へと案内していただきました。

案内されたのは3階の10畳の和室。
割と最近手を入れられた様子で
畳や建具なども新しく清潔な印象です。
シンプル&クリーンで快適に過ごせました。

テレビの下にはDVDプレーヤーもあります。
我が家は読書三昧で使いませんでしたが
今回のような連泊の際は、ソフトを持ってきて観るのも
ありかもなぁ〜とは思いました。

今回の旅のお供の本は、あさのあつこ、葉室麟、藤沢周平
諸先生方のもの。
kindleになってから、荷物にならず助かってますが
宮部みゆきさんは電子媒体にならないので、
紙の本が買ってあります。
今度車で行く時用に今回は温存。

正面の開いているふすまの先が踏み込みで
その先が廊下との間のドア。
ドアの防音性はあまりよくないようで
泊まった部屋の向かいに自販機コーナーがあったのですが
ちょっとその音が気になる時がありました。
(自販機の音については、いつか遠霞さんのレポでも
同様のコトを書かれていた記憶・・・)

あと、遊季亭さんの改善希望ポイントとしては
お部屋でWi-Fiがつながらないコトですね・・・
ロビーにはある?ようですが。

クローゼットと、その下に鍵式の金庫。

クローゼットの中には、浴用タオルとバスタオルが一枚ずつありますが
貸切風呂でも大浴場でも、浴用タオル&バスタオルが用意されているので
こちらのバスタオルは使いませんでした。
お部屋にあった浴用タオルは、身体を洗う用の細長いものだったので
こちらは大浴場に持っていって使ってみましたよ。

タオル左側のえんじ色のものは、寝る時用の作務衣。
こちらの作務衣か、もう一つの作務衣(or浴衣)のどちらでも、
お食事会場に着て行ってOKとのことでした。
湯上り足袋やビニール袋もあり、不足無し。

チェックインの際に、作務衣か浴衣が選べます。
ウチは作務衣でお願いしました。
お部屋への案内後すぐに持ってきてくださいます。
のっぽさんは2Lで、ちょっと袖は短めだったけど
窮屈感なく着られてよかったです♪
私はフリーサイズで、ややゆったりめ。

鍵も二つあり、大浴場へ行くことが多かったので
重宝しました。
チェックインの際に決めた夕食や朝食、貸切風呂の
時間を書いた紙を渡してくれるので
間違いがなくてよいですね〜。

大浴場にタオル備え付けですが、広縁にタオル干しは
ありました。
夜部屋の乾燥が気になったので、濡れタオルを
干しておくのに活用。

そういえば、最近は加湿器や空気清浄機がある
お宿が多かったですが、こちらには無かったですね〜。
広縁の椅子は座面が広めでクッション性も適度、
座りごこちはなかなかよかったです(^^)

3階なので高層階ほどの眺望はありませんが
川に面していることもあり
見晴らしのよい明るいお部屋でした。
川沿いは桜並木のようなので、花の咲く時期は
きっと綺麗でしょうね。

窓の遮光はロールスクリーンのため隙間があり、
おそらく部屋は東向きなので、朝は眩しさを
ちょっと感じました(^_^;(ウチは朝弱いので)

左側のドアは、洗面所へのドアです。

最初から冷水のポットがあって嬉しい☆彡
お茶菓子は、伊豆のお宿でよく見かける逢初です。
お茶は茶葉のパックが2つありました。

ちなみに、写真は撮り忘れているのですが(^^ゞ
二日目のお茶菓子は、ピーカンナッツチョコレートで
茶葉も追加されていましたよ。

お部屋の冷蔵庫。
(写ってないですが、上段にお茶やアクエリアスあり)
料金表を見たら、緑茶やアクエリアス500mlの
ペットボトルが150円と通常の自販機価格だったので
湯上りに開けました。
冷蔵庫の飲料が市価だと、躊躇なく飲めていいですね〜(庶民 f^^;)

洗面台。広くはないですが必要十分でした。
ドライヤーは風量が強くて、乾きがよかったです。
ボトルはマーガレットジョセフィンの化粧水と整髪料。
スキンケアはドクターシーラボの個包装タイプで
クレンジング、洗顔料、オールインワンジェルがありました。

使いませんでしたが、お部屋のバス。

右の写真のお手洗いは自動で蓋が開閉する最新式で
自動水栓にタオルもあり、使いやすかったです。

お部屋の玄関部分には、スリッパに貼るインソールがありました。
これは初めて見ましたね〜

私も貼ってみましたよ。
ちょっとずつ前にずれてしまうので、時々貼りなおす必要がありますが
イニシアルなどを書いておけば、大浴場で他のお客様と
間違うコトがなくて、よかったです。

こちらも2日めには新しいものを置いてくださってましたが
ウチは面倒くさがりなので(^^ゞ初日に貼ったものを使い倒しました。

お部屋の向かいにある自販機コーナー。

緑茶やスポーツドリンクの500mlペットボトルは
150円、缶コーヒーは120円と市価。
アサヒスーパードライは300円でした。

◆初日の貸切風呂◆
遊季亭では、一泊につき一回45分の貸切露天風呂が無料で借りられます。
檜と陶器の2タイプがあり、初日は檜の方「檜薫の湯」を15時から予約しました。
予約時間のちょっと前に、一階のフロントへ行きスタッフに申し出ると
スタッフの方が地下一階のお風呂まで案内して鍵を開けてくださるシステムです。

ドアを開けるともう外なので、冬は脱衣時は寒いです(^^;
右下の白いカゴは使用済みのタオル入れ。
二人分の脱衣カゴの中には、バスタオルと浴用タオルが
各々用意されています。

シャワーは一つ。
湯船はのっぽさんでも足を伸ばして入れるサイズ。
夫婦二人ならゆったり入れます。
湯船正面は坪庭になっています。
冬なので葉が落ちていて、脱衣所からの移動時に
遠くの建物がちょっと気になる人もいるかも。

入浴時目線。

入った瞬間は身体が冷えていたのかちょっと熱めに
感じたけれど、入っている間に適温になりました。

けっこう塩分濃度が高いお湯のようで
よくあたたまりますが
傷があるとちょい染みる(^_^;
投入量も多めのようで、湯船の縁に座って涼んでいる
間に溜まって、浸かるとザバーっとあふれる繰り返し。
加水&消毒無しのイイお湯でした〜♪

◆初日の夕食◆
遊季亭のお食事会場は、二階にある個室食事処になります。
開始時間は、18時/18時半/19時から選択できたような??(うろ覚えです)
我が家は18時開始でお願いし、時間になったので会場に出向きました。

案内されたのは川沿いの個室でした。
個室といっても上部は開いているので
隣室の声などは聞こえますが、
写真撮影に気を遣わなくていいのが嬉しい(^^)

ちょうど川沿いの遊歩道では竹細工の
ライトアップをしていて、それが見えてよかったです♪

お品書き。
今回申し込んだプランでは、「桜の特典」として食前酒が桜酒になるとのことでした。
6年前のレポを見返してみたら、その時と変わらず池田料理長が務めておられるのですね〜。

私は果実酒の三種飲み比べをオーダーしました。
ゆず酒とあらごし桃酒とあらごしみかん酒。

どれも甘めでデザートのようですが
お子様舌の私は美味しくいただきました。
ちょっと味が濃いめに感じたものもあったので
お水をお願いして水割りに(^^ゞ

のっぽさんはウーロン茶をオーダーしました。

最初に並んでいたお料理。
食前酒:桜酒
塩漬けの桜の花が入って、香りがよかった( *´艸`)

右側 先付:枡大根
枡の形に繰りぬかれた大根に、煮含めた大豆や昆布、
賽の目切りの人参が入っていました。
大根に味が染みてる〜♪

左側 手毬寿司:焼きかますの酢〆、蛸梅肉落とし
ほどよくあっさり目のお味。

奥が定番の前菜:蒸しあわび三重奏
青海苔、肝ポン酢、ビシソワーズの三種のソース。
あわびが柔らかくて、三種類のそれぞれのソースとも
マッチしていて、6年前と変わらずこのお料理は好み♪

椀物:蛤土瓶蒸し

貝類好きなので嬉しい(^^)
蛤からいいお出汁が出て、しめじやワカメの食感もよく
美味しい〜♪
最後まで飲み干しました☆彡

造り:沖の品

上の器は、白身の・・・鯛だったかな?と
京都の漬物「すぐき」を合わせたもの。
一手間加わってて、目先が変わったお造り☆
酸味はそれほど強くなく、魚の旨味が味わえました。

下の器は、甘海老とハマチだったかな??
伊豆ですからもちろん鮮度抜群☆彡

←マウスを載せると、横からの写真になります。

進肴:玉子豆腐 海の宝石箱

こちらも6年前にもあった定番のお料理♪
伊勢海老と鮑と雲丹ですもの、美味しくないワケが無い!
見た目も綺麗でテンションの上がる一品です。


焼物:遊季亭風ステーキ シャリアピンソース

海産物のお料理が続いたところに、ここでお肉☆
柔らかくてジューシーでした(*´艸`)
お肉の下に隠れていますが、
焼いた長芋がホクホクでうまー♪
私はお腹がいっぱいになってきたので、
半分はのっぽさんへ。

温物:寄せ竹の子 雪見餡掛け

熱々の生姜風味の薄味の餡がかかった一品。
見た目は地味な感じですが
竹の子のシャキシャキした食感も楽しめる
優しいお味で好みでしたよ〜。

止肴:胡麻鍋

豚肉や春雨、壬生菜などに火が通ったら
隣にある胡麻ダレで頂きます。
もう私はお腹いっぱいであまり食べられず・・・
野菜メインで頂いて、お肉はのっぽさんへ(^^ゞ

お食事:竹の子ご飯 赤出汁 香の物

竹の子ご飯には油揚げなども入って具沢山(^^)
私は1/3ほど頂いて、残りはのっぽさんへ。
その分があったので、のっぽさんもお代わりいらずで
満腹です。
赤出汁には海苔がたっぷり入っていました♪

デザート:ホワイトチョコアイス

もちろん別腹に入ります!
ホワイトチョコとのことでしたが
ヘビーな甘さではなくバニラアイスのようでしたよ。
写真には写ってないですが、
ほうじ茶も淹れていただきました。

食べるペースが速めのウチに合わせて
適度なタイミングで配膳していただき、
だいたい1時間20分の食事時間でした。
温かいものは熱々で、冷たいものは冷えた状態で供され
すべて美味しくいただいて満腹&満足☆彡

◆二日目の朝食◆
朝食の開始時間は、8時/8時半/9時からの選択だったかと??(7時半もあったかもしれません)
チェックアウトが12時と余裕のある時間設定なので、朝食も遅めの時間選択があって
夜型の我が家にとっては嬉しいです(^▽^)

朝食も昨夜と同じ川沿いの個室に案内していただきました。

左側は料理長特製のちりめん山椒、
6年前にもあった遊季亭の定番です♪

右側は梅の本場紀州の大ぶりの南高梅、
私は梅干し好きなので、酸っぱいものが苦手の
のっぽさんの分もいただきました。
(塩分摂りすぎかな(^^ゞ

この写真には写ってないのですが
淹れていただいた緑茶も美味しかったです、さすが静岡!

席についてすぐに運んできてくださったお膳。
真ん中の空いたお皿には、アジの干物を乗せます。

右上のサラダには手前にあるフライドオニオンと
ドレッシングをかけていただきます。
オニオンのカリカリ感がイイ☆彡

お味噌汁はアサリだったかな?
だし巻き卵は薄味で、お出汁たっぷりの
しっとりふわっとした口当たりで好み(^^)
卵の左側の小鉢はきんぴらごぼうでした。


固形燃料でアジの干物を焼きつつ、ご飯をいただきます。
ご飯のお供は、右から
わさび漬け、辛子明太子、イカの塩辛、シラスおろし、
手前にはイカ刺も。

食事処の入口に、お米についての案内もあったのですが
撮り忘れちゃった・・・
夕食と朝食で産地の違うコシヒカリでした。
ご飯も美味しくて、のっぽさんはお櫃からお代わり。
朝からたくさん食べてしまいますね(;^ω^)


豆乳豆腐と、定番の海苔もあって
朝から品数豊富です。
私はご飯を少なめにして、
おかずはちょっとのっぽさんに助けてもらって
なんとか完食。

ドアに「do not distrub」のマグネットを貼って
お布団を敷いたままにしてもらったので
食後はお布団に倒れこみました(^_^;)

◆大浴場1◆
大浴場は、地下一階(と言っても露天風呂のお庭の感じ的には普通の一階)に二つ、
湯船の縁が石の「石華の湯」と、木の「木清の湯」があり
15時〜翌日11時まで入浴可能です。(朝4〜5時の1時間は清掃&入替のため入浴不可。)
遊季亭のホームページを見ると
「衛生面を考慮し、毎日温泉の張替えを行う為11時から15時までクローズ」
とのことなので、お湯の綺麗さはトップクラスなのではないでしょうか〜。
露天風呂 : 自家源泉掛け流し
内湯   : 自家源泉(温度調整の為、加温)
との記載がありました。
内湯も湯船の縁からお湯があふれ出てましたけど、かけ流しとは違うのかしら。



まずは「石華の湯」の脱衣所から。

全27室の規模なので、十分な広さ&数かと思います。
女性グループに人気があるお宿のようで女性客が多く、
残念ながら、私の行くタイミングでは独占状態は
無かったですが、大混雑ということもありませんでした。


脱衣所内に冷水もあって、汗かきなのでよく水を飲む
私には高ポイント☆

よく温まるお湯で湯上りになかなか汗が引かないので、
扇風機も大活躍でした。


洗面ボウルは4つ。

写真は、男性用の時間帯にのっぽさんが撮っているので
アメニティは男性用で
マーガレットジョセフィンのローションとヘアリキッド、
もう一種類整髪料?があったようです。

ちなみに女性用の時間帯では、
同じくマーガレットジョセフィンの
洗顔料、ローション、乳液がありました。
ドライヤーは3台なので、タイミングによっては
待ちが発生するかも。
私は髪は部屋で乾かしました。


浴室の入口にはバスタオルと浴用タオルが
山積みになっています。
補充も適時されているようでした。


カランは7個。
私は4〜5人の方とご一緒しましたが
全部埋まるコトはなかったです。

湯船との距離があるか、間に高さのある
仕切りがあるので、シャワーの飛沫も
気にならないと思います。


奥と手前の二つの石造りの湯船があり
奥から手前へお湯が流れ込む造りです。

温度は奥が熱め、手前がぬるめのようで
私はぬるめのほうが好みの湯温♪
のんびり浸かって極楽〜(*^^*)


奥の湯船側からも撮ってみました。

窓も大きく外光が入るので明るいです。
地下一階という印象は無いですね。


内湯から露天風呂への動線。
5〜6歩で湯船なので
真冬でもそれほど寒くないです。

たまにあるんですよね、露天までの
距離が長くて、移動で凍えるお宿が・・・(^_^;


岩組み、底にも石が貼ってあるタイプの
お風呂です。
4〜5人は入れるかな。

私は女性グループと一緒になることが
多かったので
グループが内湯の時は露天、
グループが露天の時は内湯、と
移動しつつお湯を楽しみました。

遊季亭は12時アウトで、11時まで大浴場が
利用できるため、朝食後の利用者が他の宿に
比べて多い気がしました。
皆さん温泉好きですネ(^▽^)

のっぽさんは、独占タイムもわりと
あったそうです。


入浴時目線。

湯船全体に屋根がかかっているためか
ちょっと暗めに写っているようですが
実際はけっこう明るく、風も通って
長湯を楽しめましたよ〜。


脱衣所の壁には、姉妹館の写真が飾られて
いました。
川奈別邸は以前から知っていましたが
河津にある玉峰館と、いつかジャスト伊豆で
行った蓮台寺の清流荘も同系列になっていた
とは!

ネットでチラ見した感じですと、
玉峰館は2016年、清流荘は2019年から
同じ経営傘下に入っているようですね〜。

清流荘に行ったのはもう7年も前ですが、
印象はよかったので再訪したいですし、
玉峰館も前から気になっているお宿なので
機会があれば行ってみたいです。


昭和初期の東海館の写真もありました。
「当館は「東海館」の系譜を受け継ぐ唯一の
旅館です」との記載があります。

遊季亭さんのホームページにも
「当館は昭和3年開業「東海館」伝統の
おもてなしの心を受け継ぎながら、
新しい滞在空間、お料理、サービスを
お届けする宿として、
2008年7月1日に、
「くつろぎ日和 伊東遊季亭」として、
リニューアルオープンしました。」
と、ご挨拶の文面にありますね。

◆二日目のランチ◆

先ほど写真で見た東海館の実物を
川沿いに眺めながらランチへ出かけます。
奥が元東海館、手前が元いな葉ですね。
東海館もいな葉も、独特の望楼が
目を引きます。

いな葉では、窓際で立ち働く人が見えました。
調べてみると、現在は「ケイズハウス伊東」
として、主に外国人の方向け?の宿泊施設と
なっているようですね。


外観の写真は撮り忘れているのですが(^^ゞ
二日目のランチは、遊季亭から徒歩8分ほどの
cafe TATI にやってきました。
以前ポルポさんからおススメいただいて
一度来てみたかったのです♪

川沿いの遊歩道から一本入った通りを
少し進むと白い外観の建物がありました。

私達が入った時はたまたま席が空いたところで
割とすぐに案内していただけましたが
その後は満席になり、入れずにお帰りになる
お客様も複数いらっしゃいましたね〜

反射して見えづらいのですが
メニューをいくつか載せますね。

ランチメニューは
11:30〜15:00の間
オーダー可能です。

カフェメニュー@

カフェメニューA

のっぽさんがオーダーした
たまごサンドのサンドイッチセット。

↑のメニューの写真から説明を抜粋すると
「お好きなサンドイッチ+600円で
セットに。
豆乳野菜スープ、ドライフード、プチ菓子、
コーヒーか紅茶かルイボスティー付」
となっていました。

朝ご飯をしっかり食べたし、
この後の別腹もあるので
のっぽさんも軽めにしたようですが
「見た目よりお腹にたまった」
とのことでした。
それぞれ素材が良い感じで美味しかった
そうです。

私がオーダーした
有塩バターサンド(単品のみ)と
ルイボスティー。

朝ご飯が9時でしたし
それほどお腹が空いていなかったので
私も軽めにしました。
メニューにも書いてあるように
このバターサンドは約18cmで細め&小さめ
ですが、それでちょうどよかったです(^▽^)/

酪農王国ニュージーランド産の
有塩バターがたっぷりはさんであって
バターの美味しさをガツンと味わう感じ☆
バター好きの人におススメですが、
男性には物足りない量かと思うので
その時は他のメニューと組み合わせて
くださいね〜


のっぽさんの別腹は
バナナのミルフィーユ。

サクサクパイ+バナナとくるみ
+キャラメルアイス

私も一口もらいましたが
上記の組み合わせが抜群で
ウマウマでした(*^^*)


私の別腹は
大人のプリン。

カラメルソースが濃い目で
ホームメードの固めのプリンが
好みでした( *´艸`)

◆二日目の貸切風呂◆
初日は檜の「檜薫の湯」に入ったので、二日目は陶器の「陶雅の湯」を15時から予約しました。
昨日と同様に予約時間のちょっと前に、一階のフロントへ行ってスタッフの方に鍵を開けていただきます。
おそらくですが45分の貸切後に、清掃、バスマット交換、使用済みタオルの回収とタオルの補充などを
行っているようなので、いつでも気持ちよく入れそうです。これで貸切無料なんてありがたいわぁ♪


昨日と違って、陶器の貸切の方は
脱衣所が室内になっています。
二月で寒い時期だったので、
寒くなくて助かりました(o^―^o)

昨日同様にバスタオルと浴用タオルは各々セット済み、
使用済みタオルを入れるための白いカゴもありました。
ココは洗面所付きなので、化粧水のボトルもあり、
使い勝手はコチラのほうがよいかもしれません。

青い陶器の湯船です。シャワーは一つ。
バスアメニティの写真を撮り忘れていたので
左の写真から切り抜きました(^^ゞ
ネットで見てみたら、トリプルCというブランドで
メーカーはペリカン石鹸でした。他ではあまり見ないかも。
ちなみにトリプルCの意味は
カテキン、コラーゲン、ビタミンCで
美容効果の高い3つのCだそうですよ、髪がサラサラに♪


昨日の檜の貸切と隣り合っているので
お互いに声は聞こえます。

眺めは昨日と同様に坪庭ですが
コチラのほうは常緑樹なので
葉が茂っていて、移動の際に
遠くの建物を気にしなくて大丈夫でした。

浴槽が岩組みの上で一段高くなっているので
出入りの際に足元注意です。
バリアフリー的な観点からだと
檜のほうが入りやすそうですね。


入浴時目線。

二人でも入れないコトは無いですが
昨日の檜のほうが広いですね。
縦の長さはあるので、のっぽさんでも
足を伸ばして入れました。

朝も昼も温泉三昧で
やっぱり連泊はのんびり度が
各段にアップしますね〜(*´ω`)


◆大浴場2◆
続いて、もう一つの大浴場「木清の湯」。早朝に入替えがあるので
一泊でも「石華の湯」「木清の湯」の両方に入れますよ。
脱衣所の広さ、冷水や扇風機など、「石華の湯」と設備は
同等のようです。



洗面ボウルの数も同じく4つ。
ドライヤーも3台ですね。

一番左の鏡に写っているように、こちらにも
バスタオルと浴用タオルは豊富に用意されていました。

お部屋にタオルを干す手間がなく、
いつも乾いた清潔なタオルを使えるのは
贅沢な気分♪


こちらの湯船は縁が檜、浴槽内部は石が
敷き詰めてあります。
石華の湯とは違って、奥の湯船から流れ出た
お湯は、手前の湯船との間の溝に流れていくお湯は造りでした。

丸太の湯枕があって、頭を乗せてぼーっと
お湯に浸かるのが至福の時間でした(o^―^o)


石華の湯と同様に、シャワーとの間は
距離があるか、近いところも高さのある
仕切りがあるので
湯船にいてシャワーの飛沫が気になることは
ありません。

こちらも奥が熱め、手前が若干ぬるめ
だったかな?
私には適温でのんびり入れました。



カランの数は7つで石華の湯と同じです。
貸切風呂も大浴場もお部屋も
バスアメニティはトリプルCのもの。


こちらの露天風呂は、手前のほうがちょっと洞窟風になっています。

6年前に来た時もそうでしたが、底に敷き詰められた玉砂利が
ほどよく足裏を刺激して気持ちイイ♪

お湯も私には適温でのんびりできました〜


◆二日目の夕食◆
二日目の夕食も18時開始でお願いし、時間になったので会場に出向くと
昨夜とは違う個室に案内されました。昨夜と同様に川沿いで、掘りごたつの造りでした。

二日目のお品書きです。
プラン特典の桜酒以外は、全てメニューを変えてくださってます☆
飲み物は、昨日の三種飲み比べが気に入ったので同じものをオーダーしました(^^)

食前酒:昨夜と同じプラン特典の桜酒

右下 先付:水菜とエリンギのみぞれ和え
いいお出汁で薄味あっさり目、食欲をそそります♪

前菜盛り合わせ:
昨日と違ってメニューに詳細が無いので
だいぶ忘れてしまってます(^^ゞ
桜豆腐は見た目も桜色で綺麗ですね〜
鴨ロースの手前にも桜ゼリーや菜の花が
あって、春らしい彩りの前菜です。

葉っぱの後ろの小鉢はなんだったか失念・・・

椀物:清汁仕立 めかぶ万頭 三つ葉

こういったしんじょう系が好き&めかぶも好き♪
お出汁も美味しくて薄味で、どストライク☆彡

造り:沖の品
金目鯛とホウボウとスズキ?だったかな・・・
鮮度がよくて美味しい(^^)

煮物:金目鯛煮付け

けっこうなボリューム!と思ったけれど
こちらも薄味で比較的あっさり仕上げてあるので
いつの間にか完食(^▽^)
添えられた大根にも味が染みてました♪

←マウスを載せると、焼き上がりの写真になります。

焼物:鮑バター焼き

踊り焼きよりコチラのほうがいいのでよかった〜(^^)
生よりも火が通った柔らかい鮑のほうが好みなので
たっぷりのバターと共に美味しくいただきました。

焼き上がりには、鮑はもちろん付け合わせの
ナスやしめじにも、溶けたバターが絡んでウマー( *´艸`)


止肴:鯛のしゃぶしゃぶ

右下にある鯛の切り身と野菜を
左上の昆布だしのスープでしゃぶしゃぶして
(たしかポン酢で)頂きます。

私はだいぶお腹が苦しくなってきたけれど
お肉と違ってあっさり目なので、一切れのっぽさんに
あげて、なんとか食べられました。

お食事:梅ひじきご飯 赤だし 香の物

梅好きなので、梅ひじきご飯も好き♪
赤だしの具も、今日はなめこで昨夜とは異なり
香の物も違うものになっていました( ゚Д゚)


←マウスを載せると、蓋を開けた写真になります。

デザート:クリームブリュレ キウイとパイン

螺鈿細工のような装飾が綺麗な器の中は
クリームブリュレです☆彡
プリン系好きなので嬉しい(^^♪
(お昼にもプリン食べてたよね?!って・・・
 ワタクシにはノープロブレムですが(^^?)

全てのお料理と器も変えてくださって
連泊で違った趣のお料理が楽しめて
とてもよかったです。


◆三日目の朝食&ランチ◆
三日目の朝食は、二日目の夕食と同じ川沿いの個室に案内していただきました。
食卓の上には、昨日と同じちりめん山椒と南高梅がありました(^^)

ご飯が進むお供の数々。

手前はイカそうめんの明太子和え。
奥は右から岩海苔、あさりの佃煮、
わさびの茎の・・・なんだったかな、きんぴら?
(違うかも(^^ゞ)
ホタテの和え物。
昨日の朝と全て変えてくださってます( ゚Д゚)


今日の干物はカマスです。
定番のアジが多いから、カマスは久しぶり☆彡

サラダは中身の野菜とドレッシングが
変わっていました。
ジュースは林檎に(昨日はオレンジ)。
卵料理は、今日は温泉卵。
左側の小鉢は、ひじきの煮ものになっていました。
お漬物も全種類変わっている気がしますΣ(゚Д゚)
お味噌汁は、今日はしじみ。

笹かま以外は全て変えてくださったようで
ありがたい<(_ _)>
お手数おかけして申し訳ないです〜(^_^;

豆腐料理も、今日はおぼろ昆布のかかった
湯豆腐に。

朝食も、ほとんど全てのお料理を変えてくださって
飽きることなく美味しく頂きました♪

三日目も朝11時まで開いている大浴場で温泉を満喫し、
ゆっくりと身支度を整え、12時にチェックアウトしてお宿を後にしました。
12時チェックアウトは時間に余裕があってよいですね〜(o^―^o)

来るときはタクシーを利用しましたが、帰りは歩きます。
伊東に来た時は毎回のように立ち寄っている「スイートハウスわかば」へ行くのです♪

遊季亭からは徒歩4分ほど。

地図左上が伊東駅なので
駅に向かう動線上にあり
立ち寄りやすいですよ〜

メニュー。

コチラはソフトクリームに
力を入れているお店なので
やっぱりそれは外せない^^

・・・ということで
全部乗せ!の感がある
スペシャルホットケーキを
各々オーダーしました☆彡
ホットケーキにプリンに
ソフトクリームと
盛りだくさん!!
これで980円は安い!!

ホットコーヒーも頼んで
普段はブラックの私達ですが
店主の方が、
「ウチのミルクは美味しいです!
 ぜひ入れてみてください!」
とのコトだったので
入れてみました。
ミルクがまろやかに感じましたよ〜

食べ終わったらけっこうイイ時間。
13:05伊東発の踊り子に乗る
ため伊東駅に向かいます。
ちょうどよいランチタイムでした(^^)


6年ぶりの伊東遊季亭への宿泊は、とても満足のいくものになりました(^^)
もともと22時間ステイで滞在時間の長いお宿ですが、今回は連泊でしたから
よりいっそうゆったりと滞在できて、イイお湯を満喫☆
貸切露天風呂が無料で一回利用できるのもよいですね〜

↑に書いたように、夕食も朝食もほとんど全てのメニューを変えてくださって
連泊でも毎回違うお料理を楽しめたのも高ポイントです(^▽^)/

ランチの選択肢も徒歩圏内にいくつもありますし、川沿いの遊歩道の散策も楽しめて
駅からはタクシーの無料送迎サービスもあるので、電車で来ても不自由さがありません。
また再訪すると思います(o^―^o)



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